公開日 2015年12月10日(Thu)
平成27年12月9日(水)、中高合同発表会・講演会が喜界中学校体育館にて行われました。前半は中高生による発表会。総合的な学習の時間に取り組んだ,喜界島についての調査・研究の成果を発表しました。
中学一年生は喜界島の様々な文化について発表。中学三年生は荒木棒踊りの伝統を紹介し実演披露。高校の普通科三年は廃校が喜界を救う!として廃校の活用法を提言。商業科三年は秋田県の紹介をしながら学習時間を増やすには?と投げかけてくれました。
後半では講師に今給黎晃一氏(薩南工業高校教諭)を迎え、『自分を裁くな~裁きは神の領域~』と題し講演を頂きました。人はなぜ学ぶのかという問いに対し「自分に備わっている力(仏性)を追求することが学ぶことだ。自分とは何者かを探すことであり,本気で,真剣に問題(課題)に向き合うと自主的な学びになる!そうすると感動する!感動すると限界を作らない!そして,自分を裁かなくなる!」と熱く語り込んでいただきました。引き込まれるような話術や空気感を作り出し,九十分の講演はあっという間に過ぎていきました。工業高校の「ボイラー二級資格取得への百時間の挑戦」を例に,本気の姿勢で取り組む美しさを伝えていただきました。先生の熱い思いは,今後の中高一貫教育の発展にヒントになるに違いありません。