公開日 2021年02月09日(Tue)
2月7日(日),グローバル人材育成教育学会(JAGCE)が主催するスピーチ大会に普通科2年の中島 杏さんが出場しました。オンラインで開催されたこの大会には社会人枠で喜界町のALT,ワン・エイダン・トモカズさんも参加しました。
参加団体は以下の通りです。
【高等学校】 ・鹿児島県立喜界高等学校 ・桐蔭学園高等学校 ・明治大学附属明治高等学校 ・愛媛大学附属高等学校
【大学】 ・明治大学 ・玉川大学
【社会人】 ・喜界町教育委員会 ・玉川大学卒業生
使用言語は日本語及び英語。テーマは“いまを生きる”。中島さんは現在の自分の夢と,コロナ禍だからこそ気づいた家族の絆や暖かさについて日本語で堂々と語りました。
ワンさんは,青森県弘前での留学経験で,消極的だった自分の殻を破ることができたことで積極的に人と対話できる自信がつき,現在の自分があることを英語で語りました。
他の参加者たちも多くの人が英語でスピーチしました。「言語ではなく芸術を通しての国際協調」「コロナ禍のイギリスで受けた差別」「他国と比べて圧倒的に学ばない日本の大学生」「日本と中国を繋ぐ架け橋」等,留学を含めた様々な体験からそれぞれの“いま”を語りました。
スピーチ後の参加者同士での質疑応答も大いに盛り上がり,お互いから刺激をもらえたようです。中島さんからは「英語に対する意識が相当高まった」,ワンさんからは「自分以外の留学体験(異文化体験)を様々な角度から知ることができてよかった」という感想が述べられました。
今回のスピーチ大会は喜界島を研究分野にされている大学の先生から声をかけていただいて参加できたものです。「今度は喜界島の方言でスピーチして,理解できない人のために同時通訳で字幕を流すのも面白いかもね」という助言もいただきました。英語だけがすぐれた言語ではない。自分たちの文化を大切にしてほしいというメッセージです。喜界高校だからこそ経験できるこのような機会を大いに活用して,自分の進路実現に繋げていきましょう。