公開日 2021年12月16日(Thu)
12月15日(水),喜界中学校にて本校3年生14名による「合格体験発表会」が行われました。
まずは商業科の田辺勝海さんが,日々の学習が就職に活かされたこと,創業者が執筆した本を読んだことで,さらにその企業に対する思いが強くなったことなどを語りました。
商業科の盛崎仁さんは,就職試験の際の一般常識の中学校レベルの問題に思いのほか手を焼いたこと,中学校時代にしっかりと学習することの大切さを語りました。
普通科の都千聡さんは,志望校決定が遅めだったので,休み時間や放課後,休日等をフルに使って対策をしたこと,最後には「絶対にこの大学に合格する」という思いが強くなったことなどを語りました。
3名のスピーチの後は,面接の実演を行いました。本番さながらの緊張感の中,明確に質問に対する応答をしていました。
実演後は有村先生が中学生に対し,面接の中で答える必要のない質問には答えないことを伝えました。受験生本人の努力ではどうにもならない事柄についての質問には,毅然とした態度で臨む必要があるということです。
最後にはグループトークを行いました。中学生たちは14グループに分かれ,10分ごとに場所を変えながら就職・専門学校・大学について話を聞きました。熱心に質問をしたりメモを取る姿も見られ,興味関心の高さが伺えました。
今回の体験発表によって中学生たちの気持ちに少しでも良い変化がもたらされることを期待しています。そして,本校1年生・2年生たちが来年・再来年に後輩たちに堂々と自分の高校生活を語れるようになることを願っています。