公開日 2026年02月10日(Tue)
卒業まで残りわずかとなった令和8年2月10日(火),本校視聴覚室にて3年生を対象とした「金融教育」の特別授業が行われました。
今回はゆうちょ銀行から講師をお招きし,1・2時間目のたっぷり2時間を使って,社会人・大学生になる前に身につけておくべき「お金の知恵」について学びました。

■まずは自分を知ることから「マネータイプ診断」
導入では,QRコードを読み取って「マネータイプ診断」を行いました。
お金に対する意識や行動に関する10個の質問に答えることで,自分の傾向を分析します。
「貯金が得意なタイプ」「ついつい使ってしまうタイプ」など,診断結果に一喜一憂しながらも,自分のお金との付き合い方を客観的に見直す良いきっかけとなりました。

1時間目:自分を知り,リスクに備える
■18歳成人の「責任」と「リスク」
成人になると,保護者の同意なしに様々な契約ができるようになります。それに伴い,マルチ商法や投資詐欺,さらには「闇バイト」といった負のスパイラルに陥るリスクも隣り合わせです。
詐欺に遭わないためには,「自分は大丈夫」と思い込まず,「絶対儲かる」「あなただけ」という言葉には必ず裏があることを肝に銘じ,怪しいと感じたらすぐに警察や周囲に相談する勇気が大切です。
2時間目:将来に備える資産形成
2時間目は,将来の備えとしての「貯蓄」と「投資」について,より具体的な手法が紹介されました。その一つとして取り上げられたのが,「iDeCo(個人型確定拠出年金)」です。
■自分の未来を自分で作る「iDeCo」
これからの時代,公的年金に加えて自分自身で資産を育てていく視点が欠かせません。
・投資による準備:iDeCoなどの制度を活用し,早くから少額ずつでも「長期・積立・分散」で運用していくことのメリットを学びました。
・金融リテラシーの重要性:ただ貯めるだけでなく,制度を正しく理解し,賢く活用することが「自立して生きる力」に直結します。
リスクを避ける「守り」の知識だけでなく,iDeCoのような制度を活用して将来に備える「攻め(準備)」の知識。この両輪が揃ってこそ,本当の意味での金融リテラシーであることを実感する時間となりました。
■金融トラブルに遭わない・負けないために
ゆうちょ銀行の皆様からは,トラブルを避ける鉄則として以下のメッセージをいただきました。
1.ノーリスク・ハイリターンな商品は存在しない。
2.一人で悩まず、早めに相談する。
3.万が一被害に遭っても、最後まで諦めない。
■最後に
「勉強は自分の未来への投資である」という言葉どおり,今日学んだ知識は,皆さんがこれから荒波の社会を生き抜くための強力な「防具」であり「武器」になります。
ゆうちょ銀行の皆様,本日は生徒たちの門出を前に,実践的で愛のあるご講話をありがとうございました!
