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2020年4月
2020年04月28日(火)
ステイホーム週間の充実に向けて(一学年部より)
ステイホーム週間の充実に向けて
ステイホームの時期に,外にでれない,友達と遊べない・・・と出来ないことばかりを考えるより,何かを集中して学べる時期と考えてはどうでしょうか。
「やりたいこと」と「やるべきこと」をバランス良く行い,せっかくなら普段時間がなくてできない「やりたいこと」に挑戦してみてください。
日本全国,いえ世界で我慢を強いられる時期ですが,自分の趣味を見つける期間と考え,いろんなことに取り組んでみてはどうでしょうか。自分の前にあることを一生懸命やることが,必ず誰かの役に立っています。今なら,コロナウイルスに感染しないことが医療現場の方々のサポートとなります。みなさんと,また元気な姿であえることを楽しみにしています。
1学年の先生方よりおすすめのステイホーム週間の過ごし方を紹介します。
挑戦していること
・パン作り
・書道
お勧め(読みたい)本
・「火星に住むつもりかい?」 伊坂 幸太郎
・「泣きたくないなら 労働法」佐藤 広一
・「手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙」 喜多川 泰
・「野村ノート」
・「ライオンのおやつ」 小川 糸
・「キネマの神様」原田 マハ
お勧めの映画
・パーフェクトワールド
・ショーシャンクの空に
・私の中のあなた
癒やされたい時に お勧めの音楽
・フルートとハープのための協奏曲 2楽章 モーツァルト
22歳の時に作曲した曲。全体は3楽章構成。つねにゆったりと優雅で,キラキラした鮮やかさと静けさが寄り添う名曲。
・ゴルトベルク変奏曲 J.S バッハ
バッハの弟子であったゴルトベルクが,伯爵の不眠を慰めるために演奏したと伝えられる。1時間近くある。眠れない夜にお勧め。
お勧め動画サイトやアプリ
・夢ナビ(Yumenabi) 興味あるワードから,大学や職業を紹介。自分の知らない世界が見られる。
・Pokekara( 採点カラオケアプリ) 熱唱注意。歌うときは窓を閉める。終わったら換気。
・ビリーズブートキャンプ You Tubeで検索。頑張れ!
生活のリズムを崩さないために心がけるとよいこと
・起床・就寝の時間は学校のときと同様にする。
・学習の習慣を身につける(苦手科目の克服を試みる)
・適度な運動を続ける (動画などを参考に個人で出来る練習トレーニングをする)
・趣味を極める
(バスケットボールが好きな私は,ルールブックを丸暗記出来るくらい読む予定)
2020年04月24日(金)
生徒へのメッセージ(二学年部より)
生徒の皆さんへ
1 人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)
人生における幸・不幸は予測しがたいということ。 幸せが不幸に,不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから,安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。由来となったのは「淮南子(えなんじ)」という紀元前に中国で編さんされた思想書。
淮南子は21篇から成り,その中の第18篇「人間訓」に「人間万事塞翁が馬」のことわざの由来である逸話の原文があります。
そのあらすじは、老人の馬が逃げたところ,その馬が優れた別の馬を連れて帰ってきた。今度は老人の子供が馬から落馬して足を折るのだけれども,そのおかげで兵役を免れて命が助かったというもの。
日本語で「人間」というと「人」のことですが、中国語で「人間」は「世間」という意味があります。つまり「人世(じんせい)」とは「世間」という意味になります。そのことから、「人間万事塞翁が馬」の「人間」はじんかんとも読み,「人」ではなく「世間」のことを指しています。だからその意味は「世の中に起きる悪いことも良いことも予測はできず、それに振り回されてはならない」という少し深い意味となります。
※ 類似の格言
禍(か)福(ふく)はあざなえる縄のごとし
禍福の禍とは災いのことで,災いと幸福は紐など が寄り合わさったように表裏一体であるという意。災い転じて福となす
2 今できること
コロナウィルス感染拡大の影響で,世の中は暗い話題ばかりです。学校も臨時休校となり,皆さんのいない学校は閑散としています。早く正常に戻り,皆さんと一緒に授業をしたいと全職員が望んでいます。
皆さんは,高校総体のゆくえや採用試験,進学受験がどうなっていくのか,将来について大変不安を感じたり,ストレスを感じていることと思います。しかし,それは,あなただけではありません。全国の高校生が感じていることなのです。この難局を皆さんと力を合わせて乗り越えていきましょう。高校の時の恩師に言われた言葉を今思い出します。「人生の幸不幸は半分半分だぞ」運が悪いとか不幸だと嘆くより,苦しいことの後には必ず良いことがあると信じましょう。できないと投げ出すのではなく,今できることを探しましょう。きっと新たな発見があると信じています。もし,困ったことや悩みがあれば,決して一人で抱え込まないで先生方を頼ってください。皆さんの笑顔と会える日を楽しみにしています。2020年04月22日(水)
休業中の課題一覧
休業中の課題一覧がホームページ掲載されました。
何事も実力をつけるためには、孤独に鍛錬を重ねる時間が必要です。
学校もない!遊びにも行けない!さあなにをすべきか!
勉強をしましょう。
2020年04月22日(水)
生徒へのメッセージ(校長より)
R2.4.22
生徒へのメッセージ
「算術の少年 しのび泣けり 夏」(西東三鬼)
これまでの教員生活を通して,受験生となる夏休みでさえ,黙々と一人机に向かうのは容易ではないことは分かっているつもりです。それが,まだ,新年度が始まったばかりの風薫るこの時期に,これまで,だれも経験したことのない外出自粛の休業日がやってくるのです。自ら問いに対して悩み,苦しみ,分からない自分自身に対して涙しても,横にいて教えてくれる師も友もいない。
南日本新聞4月20日付のコラム「南風録」に
こんな小話がある。アメリカの大金持ちが,『全財産をはたいてもかなえたい望み』について質問され,答えた。「『ハックルベリー・フィンの冒険』をまだ読んでいない状態に戻してほしい」。子どもの頃,息もつかせず読みふけった興奮を取り戻せたら・・・と。あの感動を純粋な気持ちでもう一度味わいたい気持ちは大人なら誰でもわかる気がします。高校生の時,化学の習い始めで,なかなか理解できなかった「結合と結晶」のところが,「分かった」瞬間は今でも覚えています。その前と後で,自分の周りの「モノ」が「物質」に変わった瞬間であり,世の中を見る景色が変わったと言っても過言ではありません。覚えることは忘れることと可逆的ですが,「わかる」ということは不可逆です。もう,前に進むしかないのです。
新型コロナウィルスの感染症拡大による休校措置は,病気そのものもですが,皆さんの部活動や学業へのやる気や,さらには物事に対する興味関心をも奪ってしまうのが怖いです。知識は体験や経験により知恵に変わり,これからの人生における困難に立ち向かう勇気を得ることができます。今は,知識をしっかりと蓄えておいて欲しいと思います。学校が再開したときに,その知識を知恵へ変えてくれる多くの協働による体験が待っています。
まだ,習っていない新たな分野へチャレンジするのもいい,習ったのになかなか理解出来なかった分野をもう一度わかるまで何度も何度も食らいついてみるのもいい,どっぷりと読書の海に乗り出すのもいい。一日何もやらなければゼロのままです。何か1つでも取り組んでいけば必ず積み重なっていきます。2週間後には必ず,自らの変化に気づくはずです。それを楽しみに,この機会を主体的に取り組んで,ひとまわり逞しくなった君たちに会えることを先生方と楽しみに待っています。
※私のお勧め本:「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一著)
・・・今,世界は新型コロナウィルスにより未曽有の危機にさらされています。ウイルスとは自己複製するシステムを有するが,代謝がなく,特殊な環境下で精製すれば結晶化する無機物的な面もあり,生物なのか無生物なのか,読みながら平衡という意味も含めて考えさせてくれます。校長 田嶋吾富
2020年04月14日(火)
生徒指導全体会
生徒指導全体会が行われました。
生徒指導主任から今年度に生徒に求めていく喜界高校生としてのあり方についてのお話。
今年度のテーマは自律と自立。
自律:行き過ぎた怠惰や欲望に負けず、自分をコントロールして、行うべきことを行い、行うべきでないことは行わない。
自立:他人の助けや意見に頼って行動を決めるのではなく、情報を集めた上で、自分で判断をする。
誰かが楽しく過ごせれば良い、ではありません。みんなが楽しく過ごる喜界高校を作らなければいけないのです。
そのための様々な決まりです。その結果として、自律と自立があります。他者を尊重することを忘れず自分の足で立つことのできる人間を目指しましょう。
君たちなら出来ますよ。
もちろんたまには休みながら・・・。
2020年04月13日(月)
役員任命式
本日は役員任命式が行われました。
校長先生からは、個人としてというよりもチームの一員として動ける人材を目指すべしというお話がありました。
個人が優れていても連携が取れていなければ、期待したほどの結果は出なかったりしますね。
自分のことに加えて、他人が何をしていて何に困っていて、どういう助けを必要としているのか、考えて行動したいものです。
2020年04月10日(金)
部活動紹介
部活動紹介が行われました。
学生の本分は勉強!とはいえ、適度な部活動から学べるものは沢山ありますね。
中学と同じものをやるもよし、新しいものに挑戦するもよし。
悩みどころですが、実は何をやっても楽しいのかもしれない。悩みますね。
2020年04月08日(水)
対面式
対面式が行われました。
本校は喜界島唯一の高校なので、対面式といっても昔から見知っている生徒も多かったようですが、それでもなんだか皆さんドキドキしているようでした。
校長先生の話にもありましたが、新入生は1年生といっても高校生。集団にとっては大きな戦力。自分だけではなく周りにも気を配りながら、集団の一員として何ができるかを考えましょう。
新入生代表の生徒は「先輩から学び、困難を乗り越えていきたい」と力強く語っていました。期待していますよ。
コロナウイルスも相変わらず流行中です。検温する習慣をつけましょう。緊急事態宣言が出されたので今後、再び臨時休校になる可能性もあります。今の、登校できる期間を大切にして日々過ごしましょうね。
2020年04月07日(火)
令和2年度第71回入学式
入学式が執り行われました。
先人たちの努力によって誕生した喜界高校も本年で71年目。長い歴史に後輩たちが新たなページを加えます。
田嶋校長からは、本校の校訓である、自主自立・創造開拓・公徳奉仕を社会に還元していくために必要な三つの事柄について話がありました。
一つ、主体的に変化できる人間であるべし
一つ、失敗を恐れずに自ら挑戦すべし
一つ、郷土を愛する気持ちを持ち続けるべし
新入生も在校生もこれからどのように変化していくのでしょうか。楽しみにしています。
2020年04月06日(月)
始業式・新任式
始業式・新任式が行われました。
諸般の事情により、一ヶ月程度に休校になっていた当校も本日より再開となりました。
久しぶりに顔を合わせるとあって、皆さん一段とニコニコとしていました。再開を喜び合える集団って良いものです。
校長先生からは不易流行に関するお話。守るべき古きものと革新すべき新しいもの。何を残し何を変えるか。世の中や周りの人の意見に流されるのではなく、自分自身考えて決めていきたいものですね。
新しい先生方も着任されました。去年からの職員ともに、一同でより良い教育を目指して参ります。保護者の皆様、関係各所の皆様におかれましても、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
スクラムを組んで頑張っていきましょう。