公開日 2026年05月13日(Wed)
令和8年5月13日(水)6時間目、体育館にて「令和8年度 生徒総会」が開催されました。
当初は「県高等学校総合体育大会 壮行会」と「生徒総会」を予定していましたが、内科検診が予定より延びたため、壮行会は来週月曜日に延期、総会も20分遅れでの開始となりました。
急な日程変更にもかかわらず、生徒たちは落ち着いて行動し、厳粛な雰囲気の中で審議が始まりました。
■生徒自治の最高議決機関、始動
総会の進行を司るのは、5月1日の中央委員会で承認された商業科3年生の2名です。
全校生徒の拍手をもって議長に選出され、スムーズかつ公正な議事進行が行われました。
また議長から発表された、今年度の討議のテーマは「Have fun! 〜充実した学校生活を送ることができる環境へ〜」。
これは、単に楽しむだけでなく、自分たちの手でより良い環境を創り出し、主体的に学校生活を充実させようという強い決意が込められたものです。
■伝統を整理し、未来へ繋ぐ:美術部の廃部承認
今回の総会では、重要な協議事項の一つとして「美術部の廃部案」が提出されました。
5月1日(金)に実施された中央委員会でも報告があった通り、部員減少に伴う会則第4条の規定に基づく判断です。長年親しまれてきた部活動がなくなることは寂しいことですが、規則に則り、適正な手続きを経て全校生徒に承認されました。こうした「苦渋の決断」を自分たちで行うことも、生徒自治の大切な一歩です。
■活発な意見交換:自分たちの「当たり前」を考える
討議の時間では、「Have fun!」を実現するための具体的な要望事項について、各クラスから意見が寄せられました。
・学習環境の改善:
「熱中症対策としてエアコンの管理権限を担任や教科担任の先生に」「授業中のハンディファン使用許可」
・校則・ルールの見直し:
「学校指定の靴の色を白以外も可能に」「行事でのスマホ使用」「女子のジャージ登校許可(防犯・利便性)」
・生活の質の向上:
「お弁当を好きな場所で食べたい」「バイク通学の許可範囲の再検討」
「思い出を写真に残したい」「暑さで授業に集中できない」「白は汚れが目立つ」といった切実な理由が挙げられました。これらの要望は今後、生徒会執行部が整理し、学校側と交渉を進めていくことになります。
■ 熱意あふれる要望事項と、これからの「伸びしろ」
「要望事項」の協議では、各クラスから非常に多くの、そして多岐にわたる意見が寄せられました。 「エアコンの管理権限」「スマホの使用ルール」「登校時の服装」など、どれも「より良い環境にしたい」という生徒たちの純粋な熱意が伝わってくるものばかりでした。
一方で、あまりに多くの「声」が集まったことで、限られた時間の中でどの課題から着手していくか、議論をどう集約していくか、というプロセスにおいては、準備段階を含め、まだ手探りの部分も見受けられました。
非常に多くの要望が出されたことは、一人ひとりが「自分事」として学校を捉えている証拠でもあります。今後は、集まった多くのアイデアの中から、「今、最も優先すべきゴールは何か」をさらに深掘りし、着実な一歩へ繋げていくことが、生徒会執行部や各委員会の新たな挑戦(伸びしろ)となりそうです。
■結びに:自分たちが主役の喜界高校
「3年、5年、10年後の自分を作るのは、今の自分」
入学当初に校長先生から贈られた言葉通り、自分たちの手でルールや環境を考え、変えていく経験は、卒業後の大きな財産になるはずです。
この生徒総会のために先月から準備し、今日の総会を支えた執行部のみなさん、そして議長団と参加した全校生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。
「もっとこうしたい」という膨大なエネルギーを、次は「どう実現するか」という具体的な形に変えていく。喜界高校の「Have fun!」への挑戦は、まだ始まったばかりです。
