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2026年4月15日
2026年04月15日(水)
図書館オリエンテーション
令和8年4月15日(水)、1年生を対象とした「図書館オリエンテーション」が国語の時間を利用して実施されました。
高校生活での学びや心の豊かさを支える場所として、図書館の役割や利用ルールについて深く知る時間となりました。
■図書館へようこそ!あなたの「知りたい」を応援します
喜高図書館は、生徒の皆さんの「読みたい」「知りたい」「調べたい」という気持ちを全力で応援する場所です 。 オリエンテーションでは、まず基本的な利用方法について説明がありました。
利用時間: 月曜日から金曜日の午前9:30から午後4:45まで利用可能です 。
貸出ルール: 1人3冊まで、2週間借りることができます 。カウンターで学年・氏名を伝えるだけで簡単に手続きができます 。
プライバシーの保護: 誰がどの本を借りたかは他の人には分からないよう、プライバシーが守られていますので、安心して自分の興味のある本を手に取ってください 。
探している本が見つからない時は: 館内のパソコンで検索できるほか、専門のスタッフに気軽に相談することもできます 。
■本の住所?「日本十進分類法(NDC)」を学ぶ
図書館の本は、「日本十進分類法(NDC)」というルールに基づいて整理されています 。 本の背表紙にある3ケタの数字(分類番号)が、その本の「住所」のような役割を果たしています
0類(総記)から9類(文学)まで、内容ごとに10のグループに分けられています 。例えば「7類(芸術)」の中には、スポーツや部活動に関する本も含まれています 。
この分類を知ることで、自分が求めている情報がどの棚にあるのか、宝探しのようにスムーズに見つけられるようになります 。
■豊富な資料と「朝読書」への準備
図書館には本のほかに、新聞3紙(南海日日新聞、南日本新聞、朝日新聞)や雑誌(ダ・ヴィンチ、レタスクラブ、Numberなど)も用意されています 。特に地元の話題が載った新聞記事のスクラップは、本校ならではの特色です 。
また、本校では毎日8:25から10分間の「朝読書」を実施しています。
ちなみに、「漫画」や「図鑑」「教科書」は対象外です。図書館で借りた本などを活用して、各自で準備をしておく必要があります 。静かな時間の中で一日を落ち着いてスタートさせるために、自分にぴったりの一冊を見つけておきましょう 。
■閲覧の心得:みんなが気持ちよく過ごすために
最後に、公共の場としてのマナーについても確認しました。
・室内では静かに過ごし、周囲への配慮を忘れないこと 。
・飲食禁止。
・読み終わった本は元の場所に戻し、椅子を机の下に入れるなど、次に使う人のことを考えた行動を心がけましょう 。
新入生の皆さん、これから3年間、この図書館を自分の世界を広げる「拠点」として大いに活用してください!
2026年4月13日
2026年04月13日(月)
令和8年度 第1回生徒会専門委員会
令和8年4月13日(月)の放課後、本校の各教室にて「第1回生徒会専門委員会」が開催されました。
新年度が始まって間もない中、喜界高校をより良く、より活気ある場所にするための「エンジン」が本格的に動き出しました。
■迷子ゼロへ!執行部による温かいエスコート
入学したばかりの1年生にとって、放課後の特別教室への移動はちょっとした冒険です。例年、会議場所がわからず迷ってしまう新入生も少なくありません。
そこで活躍したのが、生徒会執行部の6名です。それぞれのクラスの前で、会議場所を記したプレートを掲げて待機。緊張した面持ちの1年生を優しく、スムーズに各会場へと誘導しました。こうした「気配り」も、喜界高校の大切な伝統の一つです。
■「見える化」で深まる議論:1年生への思いやり
今回の委員会には、各学級の専門委員長・副委員長が集まりました。司会は学校専門委員長が務め、各委員会には2名ずつの顧問教師が立ち会い、アドバイスを送りました。会議の内容は多岐にわたります。
・年間行事計画の確認
・年間努力目標の作成
・1学期の具体的な活動案の決定
特に印象的だったのは、多くの委員会で黒板に目標や具体策を丁寧に板書しながら話し合いを進めていたことです。
「口頭だけの確認ではなく、中学校から進学したばかりの1年生にも分かりやすいように」という先輩たちの配慮が、文字として黒板いっぱいに広がっていました。
■舞台裏のプロフェッショナル:生徒総会に向けて
各委員会が解散した後も、生徒会執行部の仕事は続きます。
彼らはすぐにパソコン室へと移動。各委員会から上がってきたばかりの報告を一つひとつ入力し、生徒総会用の資料作成に取りかかりました。
「自分たちの学校生活を、自分たちでプロデュースする」
そんな責任感と誇りを感じさせる、タイピング音が放課後の静かな廊下に響いていました。
■結びに
54名の新入生を迎え、新しい体制でスタートした生徒会活動。 今日の委員会で決まった目標や具体策は、中央委員会を経て、来月5月13日(水)に開催される「生徒総会」で全校生徒に共有されます。
自分たちの手で、最高に「Have Fun!!」な1年を作っていきましょう!2026年04月13日(月)
画面の向こうと繋がる!「情報Ⅰ」遠隔授業オリエンテーション
令和8年4月13日(月)の4時間目、1年生普通科の「情報【機種依存文字】」において、今年度初となる「情報【機種依存文字】」の遠隔授業が実施されました。
喜界高校ならではの、デジタルとリアルが融合した授業風景です。
高校生活が始まって間もない1年生。
今日はいよいよ、専用の機器を使って島外の先生と繋がる「遠隔授業」の第一歩です。
まずは教材への名前記入といった基本的な準備からスタート。その後、一人ひとりが端末を操作し、学習管理アプリ「Google Classroom」へのログインを行いました。「ストリーム」や「授業」タブの使い分けなど、これから3年間使いこなしていくデジタルツールの基礎を学びました。
■Zoomで広がるコミュニケーションの輪
後半はビデオ会議ツール「Zoom」への入室に挑戦しました。
・名前変更の練習:誰が参加しているか一目でわかるよう、適切な表示名に変更。
・チャットとリアクション:文字での入力・送信や、拍手・ハートなどの「リアクションボタン」を使って、非対面でも意思表示をする練習を行いました。
最初は操作に戸惑う姿も見られましたが、徐々に慣れ、画面越しにコミュニケーションが取れる楽しさを実感しているようでした。
■喜界高校の遠隔授業ネットワーク
本校では、今回実施された「情報【機種依存文字】」以外にも、以下の科目で遠隔授業を取り入れています。
「地学基礎」「探究地学」「情報【機種依存文字】」「政治・経済」。
離島という環境にありながら、専門的な知識を持つ先生方の授業をリアルタイムで受講できるのは、本校の大きな強みです。
■5月には「画面の中の先生」が島へ!
遠隔授業は画面越しだけではありません。5月中旬には、遠隔授業を担当されている先生方が実際に喜界島に来島されます。
普段はモニター越しに会っている先生と、教室内で対面して直接指導を受ける機会が予定されています。
実際に会ってお話しできる日を、生徒たちも今からとても楽しみにしています。
※ 本取組は「高等学校DX加速化推進事業」の一環です。
2026年4月11日
2026年04月11日(土)
祝・日本ジオパーク認定!「チーム喜界」でランナーをサポート
日本ジオパーク認定を祝う記念すべき大会となった「第12回東経130度喜界島マラソン」において、本校生徒25名がボランティアとして大会運営を支えました。
今回は日本ジオパーク認定を祝う特別な大会ということもあり、生徒たちは「おもてなし」の心を胸に、それぞれの持ち場で全力で活動しました。

■ 多彩な役割で大会を支える高校生パワー
生徒たちは、ゴール付近から各エイドステーション(給水所)まで、多岐にわたる業務を担当しました 。
ゴールを彩る「盛り上げ・フィニッシャー」:
ゴールゲートでのテープ対応や、完走したランナー一人ひとりへのタオル・着順札の配布を行いました 。また、放送係としてランナーの氏名を紹介したり、大きな声援で会場を盛り上げたりと、感動の瞬間を演出 。

記録を形にする「表彰・記録・ラミネート係」:
完走記録の連絡や完走証の受け渡しに加え、希望するランナーのためにその場で完走証をラミネートする作業を担当しました 。

「ジオパーク」を伝える給水係:
島内17カ所の給水所では、飲料や補給食の提供を行い、ランナーとの交流を深める場面もありました 。
ボランティアをまとめる統括補佐:
高校生ボランティアの代表として、実行委員会との連絡調整や全体のまとめ役を担う生徒も活躍しました。
■地域の一員として「Have Fun!!」を体現
学校を飛び出し、地域の方々と共に汗を流したこの経験は、生徒たちにとって大きな財産となりました。
「頑張ってください!」という声掛けに、ランナーから「ありがとう」「元気が出たよ」と笑顔で返していただけたことは、生徒たちにとって何よりの喜びだったようです。

本校職員もランナーとして参加していました。
昨年度からのテーマである「Have Fun!!(自ら楽しむ)」の精神そのままに、自分たちで考え、自ら関わり、大会を盛り上げた25名の姿は非常に頼もしいものでした。
これからも喜界高校は、地域行事への積極的な参加を通じ、島を愛し、社会に貢献できる「チーム喜界」として歩んでいきます。
ランナーの皆様、大会関係者の皆様、本当にお疲れ様でした!
2026年4月9日
2026年04月09日(木)
令和8年度 部活動紹介
令和8年4月9日(木)の5時間目、体育館にて1年生を対象とした「部活動紹介」が行われました。
午前中のオリエンテーションに続き、午後は喜界高校の活気の源ともいえる部活動の魅力を知る時間です。
1年生がどの部活動で自分の「Have Fun!!」を見つけるのか、先輩たちの勇姿をじっと見つめる1年生の瞳からは、これから始まる新しい物語への高揚感がひしひしと伝わってきました。
■生徒会がプロデュース!自分たちの手で作る部活動紹介
今回の部活動紹介は、生徒会執行部が中心となって企画・運営を行いました。
ステージの進行だけでなく、新入生に配布された紹介資料も、各部活動から提出された原稿を生徒会が丁寧にまとめ、作成したものです。
先輩たちが自分たちの言葉で綴ったメッセージや工夫を凝らしたパフォーマンスに、1年生も真剣に見入っていました。
司会・進行・マイク係
タイムキーパー
(各団体の発表時間は4分以内。5時間目の授業時間内に片付けまで含めて終われるよう、時間を管理しています。)
↑ 各部活動の発表生徒たちも、発表順に並んで待機しています。
■多彩な13の部活動が個性をアピール
現在、喜界高校には体育系10部(陸上同好会含む)、文化系3部の計13の部活動があります。
・体育系部活動: 迫力あるデモンストレーションや、日々の練習の成果を凝縮した紹介が行われました。
・文化系部活動: 活動内容の紹介や演奏を通し、創造性豊かな魅力を伝えました。
どの部活動も、「少人数だからこそ、一人ひとりが主役」という喜界高校らしいエネルギーに溢れており、先輩たちが1年生を心待ちにしている様子が伝わってきました。
■憧れの舞台へ、第一歩
全ての紹介が終わった後には、部活動係の先生から、仮入部や入部届の提出方法、提出期日について具体的な説明がありました。
高校生活をより豊かにし、一生の仲間と出会える部活動。
「何をしようかな」「勉強と両立できるかな」と期待と不安が混ざり合う時期ですが、まずは気になる部活動に足を運び、先輩たちの雰囲気を感じてみてください。
先日の入学式で生徒会長が語ったように、喜界高校には「皆さんの挑戦を笑う人」はいません。
自分が熱中できる場所を見つけ、新しい自分に出会う3年間にしていくことを願っています。
「チーム喜界」の一員として、グラウンドや部室で皆さんと切磋琢磨できる日を楽しみにしています!2026年04月09日(木)
令和8年度 新入生オリエンテーション
入学式から一夜明けた令和8年4月9日(木)、新入生54名を対象とした「新入生オリエンテーション」が視聴覚室にて行われました。
高校生活のルールや心構えを学ぶ、非常に濃密な2時間となりました。
■喜界中からの良き習慣をそのままに。まずは「礼節」から
オリエンテーションの冒頭、学年主任の先生や校長先生から、喜界高校が大切にしている「礼節」についての指導がありました。
・継続は力なり:
喜界中学校で培った「5分前行動・1分前着席」を高校でも徹底。
・美しい所作:
「語先後礼(言葉が先、お辞儀が後)」、椅子を引く際の配慮、「どうぞ」と言われてから座る姿勢など、相手を敬う心を行動で示します。
■各部からのメッセージ:高校生としてどう生きるか
1時間目から2時間目にかけて、各分掌の先生方から、これからの3年間を支える「種」となる言葉が贈られました。校長先生:高校は「できるようになる人」が集まる場所
「最初から完璧でなくていい。失敗を繰り返して成功に繋げればいい」と、挑戦を促す温かいエールをいただきました。
「AIは便利な道具だが、人間の心情を汲み取った答えは出せない。自ら学び、考え続け、自分の手で高校生活を充実させてほしい。3年、5年、10年後の自分を作るのは、今の自分です。」事務部・教務部:社会で通用する「伝える力」と「学ぶ姿勢」
・事務部:
「5W1H」を意識した正しい伝え方を。事務室への書類提出も立派なコミュニケーションの訓練です。
・教務部:
高校生の基本は「勉強」。やみくもに答えを覚えるのではなく、テストの振り返りを通じて「伸びしろ」を作ることが大切です。
進路指導部・生徒指導部:自ら考え、「選択・判断」する武器を
・進路指導部:
コミュニケーションとは単なるおしゃべりではなく、「相手の言葉を受け取り、適切に返す」こと。「考える力」は誰にも奪われない自分だけの武器になります。
・生徒指導部:
テーマは「Well-being」。自分を大切にし、周りも大切にする。TPOに合わせて「今は何をすべきか(あるいはすべきでないか)」を判断できる大人への階段を上りましょう。
保健部:全ての基盤は「健康」にあり
どんなに高い志も、体が資本です。特に高校生に多い「スマホ中毒による睡眠不足」に警鐘が鳴らされました。自分自身で体調を管理することも、立派な自己責任の一つです。
■校内案内とこれからの生活
2時間目の後半には、SNSの適切な使い方を学び、これから3年間を過ごす校舎内を見学して回りました。
「知りませんでした」は通用しない高校生活。提示される資料や情報を自分から取りに行く姿勢が求められます。今日学んだ多くのことを胸に、新入生たちは少し引き締まった表情で教室へと戻っていきました。新入生の皆さん、この喜界高校というステージを、自分たちの手で最高の場所にしていきましょう!
2026年4月8日
2026年04月08日(水)
令和8年度入学式
令和8年4月8日(水)、色鮮やかな花々に囲まれ、喜界島の豊かな自然が新入生を祝福しているかのような佳き日、令和8年度入学式を挙行いたしました。
本校体育館にて挙行された入学式。
期待と緊張が入り混じった表情で校門をくぐった54名の新入生が、正式に喜界高校の一員となりました。
■ 厳かな式典:喜界高校生としての自覚
式典では、担任教諭から一人ひとりの名前が読み上げられ、校長先生より入学許可が宣言されました。
新入生宣誓では、商業科の代表生徒が「伝統ある喜界高校の生徒として、学業や部活動に励み、自らを高めていくこと」を力強く誓いました。
学校長式辞では、ジオパークである喜界島の魅力に触れつつ、「校訓である『自主自立・開拓創造・公徳奉仕』をこれからの3年間でどのように自分のものにしていくのか」について語られ、新しい環境で「自ら考え、行動する」ことの大切さが語られました。
また、喜界町長やPTA会長からも、新入生の門出を祝う温かい激励のお言葉をいただきました。
■ 歓迎の言葉:共に「全力で楽しむ」仲間として
生徒会長による「歓迎の言葉」では、在校生を代表して新入生の不安を吹き飛ばすような温かいメッセージが贈られました。
「『喜界高校生らしさ』として、行事に全力で取り組むこと 、仲間を家族のように大切にすること 、自分なりのバランスで『ほどよく』好奇心を持つこと」の三つを提案しました 。
新入生を大きなチームの一員として迎え、共に最高の三年間を作ろうと温かく呼びかけました 。
■ 入学式を終えて:新しい日常の始まり
閉式後、新入生は武道館へと移動し、クラスごとに集合写真を撮影しました。先ほどまでの緊張も少しずつ解け、友人同士で言葉を交わす場面も見られました。
その後は各教室で初めてのLHR(ロングホームルーム)が行われました。担任の先生からこれからの生活についての話を聞き、配布された資料を手にしながら、いよいよ始まる高校生活の実感に胸を膨らませていました。
大島特別支援学校 喜界支援教室でも,同日に入学を祝う会が行われました。
■結びに
喜界高校、そして大島特別支援学校喜界支援教室をあわせて、55名の新しいエネルギーが加わり、喜界高校はさらにパワーアップします。
昨年度からのテーマである「Have Fun!!(自ら楽しむ)」のマインドを胸に、理想の未来を現実のものとするための3年間を、一緒に歩んでいきましょう。新入生の皆さん、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます!
2026年4月7日
2026年04月07日(火)
令和8年度スタート!新任式・始業式 〜新たな風と、自分を創る1年のはじまり〜
春の柔らかな日差しが校舎を包むなか、本日、令和8年度の新任式および始業式が体育館にて執り行われました。
新しい先生方を迎え、新2・3年生が凛とした表情で揃った光景は、これから始まる1年への期待を強く感じさせるものでした。
■ 新任式:12名の新しい仲間を「チーム喜界」へ!
今年度、喜界高校には新たに12名の教職員が着任されました。 校長先生からの紹介の後、お一人ずつ挨拶をいただき、先生方の熱意や個性を知るたびに、会場には温かい拍手が響きました。
【生徒代表歓迎の言葉(生徒会長)】
生徒会長からは、島内唯一の高校として地域に愛される本校の魅力と、生徒たちのエネルギー溢れる姿が伝えられました。
「『少人数』という言葉から静かな印象を持たれるかもしれませんが、実際は全く逆です。行事や部活動で見せる私たちのエネルギーは、どこにも負けません。 先生方も今日から私たちの仲間です。不安な時はぜひ私たちを頼ってください。島の美味しい食べ物や、最高に綺麗な夕日スポットなど、喜界島の魅力なら私たちが一番よく知っています。 先生方から学び、共に笑い合える毎日を築いていきたいです。新しいステージを全力で楽しんでいきましょう!」
この心強いメッセージに、新任の先生方の表情もパッと明るくなったのが印象的でした。
■ 始業式:理想を「現実」に変えるためのマインド
続く始業式では、校長先生より、新年度を迎える生徒たちの心に寄り添い、かつ力強く背中を押す式辞が贈られました。
1. 「不安」を認め、行動で切り替える
年度初めに感じる「不安」や「気が重い」という感情は、誰もが抱く自然なものです。校長先生は、その感情を否定せず、「太陽に顔を向ける、大きく深呼吸する、にっこりと微笑む」といった具体的なアクションで、自らマイナスの感情を切り替えていく大切さを説かれました。
2. テーマは継続して「Have fun!!」 〜自ら楽しみ、挑戦する〜
昨年度からのテーマである「Have Fun!!」が、今年度も掲げられました。
・自ら楽しむ:与えられるのを待つのではなく、自分たちで積極的に関わること。
・自ら挑戦する:壁を乗り越える過程そのものを面白がるマインドを持つこと。
3. 理想の未来を「現実」にするために
「理想とする未来を実現するために、『どうすればいいか(How)』を具体的に考えてほしい」と、一歩踏み込んだアドバイスがありました。
・目標を持つことの重要性:具体的な目標が、進むべき道を照らしてくれます。
・社会に目を向ける:もし今、個人的な目標が見つからないなら、社会のために何ができるかという前向きな視点を持つことも一つの方法です。
4. 「行動」で示す1年に
最後は、「言葉だけではなく、日々の姿勢や行動で示していこう」という力強い言葉で締めくくられました。
ジオパークであるこの美しい島で、出会えた奇跡に感謝しながら、自分を大きく成長させる「あっという間だけど十分な1年」が始まりました。
■ 新しい「自分」を整えて
式の後半では、進路指導部・生徒指導部からの講話に続き、「身だしなみを考える会(服装容儀検査)」が行われました。
外見を整えることは、自分の心と向き合い、他者への敬意を払うことでもあります。先日のダンス発表会で見せたような、ひたむきで清々しい姿勢を 、この1年も継続していきましょう。
2026年3月31日
2026年03月31日(火)
令和7年度出発式
令和7年度末,喜界高校を去られる先生方の「出発式」が行われました。
離任式を終え,住み慣れた喜界島を後にする日がやってきました。空港や港には,名残を惜しむ多くの生徒や卒業生,保護者,そして教職員が駆けつけ,島らしい温かな送り出しとなりました。

■飛行場に描く感謝の「8の字」に想いを乗せて
特に印象的だったのは,空港でのひと幕です。 先生方を乗せたJALの機体が飛び立つ際,飛行場で「8の字」を描くように旋回してくださいました。
この航空会社による粋な計らいのおかげで,機内の左右どちらの座席に座っていても,窓の外で力一杯手を振る教え子や仲間たちの姿を,最後まではっきりと目に焼き付けることができました。
「離れていても,心は繋がっている」――。
そんなメッセージが伝わってくるような温かいお心遣いに,心より感謝申し上げます。機窓から見えたあの輝く笑顔と島の景色は,新天地へ向かう先生方にとって,何よりの励ましになったはずです。

■船出の汽笛,海に広がる絆
ゆっくりと岸を離れる船と,空に響く汽笛。
見上げれば、島で見守り続けた満天の星。夜の闇は深いですが、その先には必ず新しい朝が待っています。島を離れる先生方を乗せた船は、思い出という星々を道標に、希望に満ちた次なる航路へと静かに進み始めました。
そして,先生方の姿が見えなくなる最後の瞬間まで,「ありがとうございました!」という感謝の声が港いっぱいに響き渡りました。

短い人で1年,長い人で5年。
この喜界島で共に笑い,共に学んだ時間は,私たちにとっても先生方にとっても,かけがえのない財産です。
先日のダンス発表会で見せた生徒たちの躍動感あふれる姿や,厳粛な式次第のもとで行われた卒業証書授与式の感動など,先生方と共に作り上げた一つひとつの思い出を胸に,私たちはこれからも歩み続けます。
新天地でも,先生方らしく輝き続けてください。
いつの日か,成長した私たちの姿を見に,またこの島へ帰ってきてくださる日を楽しみに待っています。
先生方,本当にありがとうございました!
2026年3月25日
2026年03月25日(水)
感謝を胸に、新しい空へ。令和7年度 離任式
令和7年度の修了式に続き,11時20分から本校体育館にて「離任式」が執り行われました。
これまで喜界高校のために尽力され,この春,島を離れることとなった先生方。涙と笑顔が入り混じった,温かなお別れの時間の様子を報告します。
今年度,本校からは13名の教職員が転退職されることとなりました。
本日の式典には,そのうち12名の先生方が出席され,全校生徒に向けて最後となる熱いメッセージを届けてくださいました。
■喜界島で紡いだ、それぞれの時間
今回離任される先生方の任期は,長い方で5年,短い方で1年。
5年という月日をかけ,生徒たちの成長をじっくりと見守り続けてくださった先生。また,1年という短い期間ながらも,全力で走り抜け,鮮やかな印象を残してくださった先生。
期間の長さは違えど,先生方がこの喜界高校の教室やグラウンドで生徒たちに注いでくださった情熱は,等しくかけがえのないものです。
■先生方からの最後のエール
お一人おひとりからお話を伺うなかで共通していたのは,「喜界島での思い出」と「生徒たちの未来への期待」でした。
・「喜界島の豊かな自然と,皆さんの純粋な笑顔や素直さに何度も助けられました」
・「思い通りに行かないことがあっても,この島で培った力があれば大丈夫」
・「離れていても,皆さんの活躍をずっと応援しています」
時には厳しく,時には優しく導いてくれた先生方の言葉を,生徒たちは一つひとつ噛みしめるように聞き入っていました。
【花束贈呈の様子】
退場の際には,生徒たちが花道を作り,感謝の言葉や花束を手渡しました。
別れを惜しんで涙を流す生徒や,最後のアドバイスをもらおうと駆け寄る姿が見られ,先生方との絆の深さが伝わってきました。
■新天地でのご活躍を祈って
喜界島を離れる先生方にとって,この「サンゴの島」での記憶が,新しい場所での大きな力になることを願っています。
先生方,本当にありがとうございました。 皆さんに教えていただいたことを糧に,私たちはこれからも喜界高校を盛り上げていきます。
いつの日か,成長した私たちの姿を見ていただけるよう,精一杯頑張ります!2026年03月25日(水)
令和7年度表彰式・修了式
令和8年3月25日(水),春の陽気が体育館を包むなか,令和7年度の締めくくりとなる「表彰式」および「修了式」が挙行されました。
1・2年生にとってはこの1年の努力を讃え,次なる学年への決意を固める大切な節目となりました。
■表彰式:1年の努力が実を結んだ瞬間
修了式に先立ち行われた表彰式では,1か年皆勤賞や多読賞,部活動で成果を上げた生徒たちが登壇しました。呼名に力強く答える姿からは,この1年間の大きな成長と自信が感じられました。
■修了式:校長先生が語る「島への貢献」と「自己発見」
修了式では,学校長から生徒たちへ,これからの人生の指針となる3つの大切なメッセージが贈られました。
1 「Have Fun」:困難さえも面白がるマインド
今年度のテーマである「Have Fun」について,改めてその真意が語られました。「単に騒いで楽しむことではなく,壁にぶつかり,あがいている最中でも楽しみを見出すマインドのこと。思い通りに行かない課題を一つずつ解決していく過程こそが,本当の楽しみ(Fun)に繋がります」という言葉は,新学年を迎える生徒たちの背中を後押ししてくれました。
2 「フェリーあまみ」「フェリーきかい」に学ぶ「島を支える」ということ
「一度は島を出ても,いつかは帰ってきたい」と願う生徒が多い本校。校長先生は,先日対談した奄美海運株式会社の社長さんの話を例に挙げました。船員不足による減便など厳しい状況もありますが,福利厚生を整え質を上げる努力が続けられています。船員が誇りを持って業務をこなすことは,回り回って島民の生活インフラを守ることに直結します。 「島に住んでいなくても,直接戻れなくても,それぞれの場所で役割を全うすることが『島への貢献』になる」という新しい視点が示されました。
3 オリンピックでの涙と「自分の中の自分」
校長先生自身,今回のオリンピックを見て「初めて観戦中に涙を流した」というエピソードを披露されました。
「自分の中にこんな一面があったのか」という発見。 「自分の中の自分を知る」ことで,周囲に流されるのではない,本当に自分に沿った選択ができるようになるという,深い自己探究へのアドバイスをいただきました。■春休み、そして次なるステージへ
式典の後半では,進路指導部・生徒指導部の先生方からもお話がありました。
・進路指導部: これまでの学びを活かし,春休み中に「自分の地図(目標)」を具体的に描くこと。
・生徒指導部: 春休み中の規則正しい生活と,SNS等の利用,そして交通安全を含めた命を大切にする行動について。明日からは12日間の春休みに入ります。4月,また一回り逞しくなった皆さんと笑顔で再会できることを,教職員一同楽しみにしています。
1年間,本当にお疲れ様でした!
2026年3月19日
2026年03月19日(木)
令和7年度 ダンス発表会
令和8年3月19日(木),本校体育館にて「令和7年度 ダンス発表会」が開催されました 。
1・2年生全員が参加し,これまでの体育の授業で積み重ねてきた練習の成果を存分に発揮した,熱気あふれる発表会となりました。■自らを表現し,仲間と創る「創造型ダンス」の集大成
今回の発表会は,単に技能を競うだけでなく,ダンス(創造型ダンス)を通して豊かな創造性を育むこと,そして仲間との協力や共生に対する意欲を高めることを目的としています
全15グループ(1年生7作品,2年生8作品)が,男女混合のチーム編成でステージに立ちました 。

1年生 :
初めての大きな舞台に,最初は照れながらも一生懸命に踊る様子が非常に印象的でした。初々しさの中に、仲間と動きを合わせようとするひたむきな姿が見られ,会場からは温かい拍手が送られました。
2年生 :
昨年の経験を活かした上級生らしい貫禄を見せてくれました。単に自分たちが楽しむだけでなく,「見ている1年生も楽しませよう」とするサービス精神や姿勢が随所に伺え,会場全体を巻き込む圧巻のパフォーマンスとなりました。
生徒主体の運営:
企画から当日の進行まで,実行委員を中心に生徒たちの手で円滑に運営されました 。

■審査員は全生徒! 榕樹祭への切符をかけた真剣勝負
今回の大きな特徴は,観客である1・2年生全員が審査員を務める点です 。
生徒たちは配布された評価用紙を手に,以下の5項目を基準に真剣にステージを見つめました 。
・表現内容:何を伝えようとしているか。
・動きの工夫:独自のステップや構成。
・空間の使い方:ステージ全体を活かせているか。
・まとめかた:作品としての完成度。
・独創性:他にはない新しさがあるか。
この厳しい審査を経て選ばれた最優秀賞(1位)および優秀賞(2位・3位)の計3作品には、来年度の「榕樹祭(文化祭)」での出場権が与えられます 。
■学びのバトンを未来へ繋ぐ
先日行われた「慶應義塾大学との意見交換会」でも,大学生の先輩たちから「今勉強する意味」や「未来の選択肢を広げること」の大切さを学びました 。
今回のダンス発表会で培った「主体的に取り組む姿勢」や「仲間と協力して一つのものを創り上げる力」は,まさに自分のキャリアを自分自身でデザインしていくための大切な糧となります 。
15グループすべての皆さん,素晴らしい感動をありがとうございました!
2026年3月18日
2026年03月18日(水)
未来の自分をデザインする。1・2年生「進路ガイダンス」開催!
春の訪れを感じさせる3月18日(水),1・2年生を対象とした「進路ガイダンス」を実施しました。
特別時間割を編成して昼食後の4時間目と5時間目を使い,外部から多くの専門家をお招きして,自分の将来を具体的に描き,実現するための力を養う充実した時間となりました。
卒業式が終わり,年度末を控えたこの時期。
次なる主役である1・2年生が,自分自身の進路と真剣に向き合いました。
■ 4時間目:多種多様な分野から「選ぶ」楽しさと専門性
まず生徒たちは自分の興味・関心に合わせて,全13系統に分かれた分科会に参加。
・人文・社会系:経済・経営、語学・国際
・技術・クリエイティブ系:自動車、IT・ゲーム
・教育・スポーツ系:幼児教育・保育、スポーツ
・医療・福祉・美容系:看護、リハビリ、医療秘書、福祉、美容
・動物系:トリマーや動物看護など
・公務員系:行政職、および自衛隊・消防・警察の実務についてそれぞれの会場では,現場の最前線を知る講師の方々から,仕事のやりがいや,今どのような学びが必要なのかといった具体的なお話を伺いました。自衛隊や警察・消防の方々からは,地域を守る仕事の重みと誇りについても語っていただき,生徒たちは熱心にメモを取っていました。
■ 5時間目:学年別「実践スキル」講座
5時間目は,学年ごとに分かれてより実践的なプログラムに取り組みました。【1年生】マナー講座:社会人としての基礎を築く
出会って3~5秒で決まる第一印象。その第一印象を良くするためにもマナーは大事です。
「マナーとは相手への思いやりを形にすること」。 挨拶の角度,お辞儀の仕方,言葉遣いなど,社会に出る上で,あるいはインターンシップや大学訪問で見られる「一生モノの基本」を学びました。
初めて意識する細かな動作に,生徒たちは照れながらも一生懸命取り組んでいました。
【2年生】面接対策講座:いよいよ「自分」を語る準備へ
あと半年もすれば本格的な進路決定期を迎える2年生。 入退室の基本動作から,志望動機を自分の言葉で伝えるためのポイントまで,実践的な指導が行われました。
「面接はテクニックではなく,自分の熱意を伝える場」。
この面接対策を経て,表情が引き締まる生徒が多かったのが印象的でした。
■行動の先に、夢がある
先日の「受験体験発表会」で卒業生が語ってくれたとおり,志望校や目標が決まっていない状態は「地図を持たずに町を歩き回るようなもの」です。
今日のガイダンスで手にした「情報」という地図を広げ,春休み期間中に自分自身の目的地をじっくりと考えてみてください。喜界高校は,夢に向かって一歩を踏み出す皆さんを全力で応援します!ご来校いただき,熱心にご指導くださった講師の皆様,本当にありがとうございました。
2026年3月17日
2026年03月17日(火)
伝統に触れる。本場奄美大島紬の寄贈品を活用した特別授業
令和8年3月17日(火),2年生の「家庭基礎」の授業にて,奄美が世界に誇る伝統工芸品「本場奄美大島紬」を五感で学ぶ特別な実習が行われました。
今回は,奄美群島大島紬振興対策協議会から寄贈いただいた貴重な学習用セットを活用した,贅沢な学びの時間の様子をご紹介します。
【家庭基礎】本場奄美大島紬の寄贈品を活用した特別授業

「名前は知っているけれど,高価なイメージがあってなかなか触れる機会がない……」
そんな奄美大島紬への心理的ハードルを下げ,生徒たちが地域の至宝に親しみを持ってほしいという願いから,素晴らしい学習セットを寄贈していただきました。
■ 「気兼ねなく触れる」から始まる理解
今回の授業の最大の特徴は,「実際に触れて,工程を肌で感じる」ことです。
通常,反物などは汚さないように気を遣うものですが,今回のセットは「多くの方に気兼ねなく触れてほしい」という目的で作成されており,生徒たちはその独特の質感や糸の力強さを直接確かめることができました。

【展示・学習内容】
・糸の見本: 原料である絹糸(白糸)から、テーチ木(車輪梅:シャリンバイ,奄美大島に自生するバラ科の常緑低木)で染めた糸,そして泥染めを施した糸まで,工程ごとの変化を比較。
・反物の見本・紬小物: 実際に織り上げられた生地の,緻密な絣(かすり)模様や光沢を観察。
・工程DVD・教本: 膨大な手間と時間がかかる製造工程を映像で確認し,その価値を再発見。

奄美の自然(泥や木)と,職人さんの高度な技術が組み合わさって生まれる大島紬。その背景を知ることで,自分たちが住む地域の文化に対する誇りがより一層深まったようです。


■未来へ繋ぐ、島のアイデンティティ
今回の寄贈品は,今後も学校での展示や学習に活用される予定です。今後も生徒たちがこのセットを通じて大島紬の魅力に触れ,興味を持つきっかけになることを願っています。
貴重な教材を寄贈してくださった皆様,本当にありがとうございました。
2026年3月16日
2026年03月16日(月)
【生徒会】1年間の総仕上げ。次年度へ「志」を繋ぐ専門委員会
令和8年3月16日(月)の放課後,1年間の活動を締めくくる「第4回生徒会専門委員会」が開催されました。
各学級の専門委員長・副委員長たちが各会場で一堂に会し,自分たちの手で学校をより良くするための熱い議論が交わされました。
今回の委員会は,今の学年で行う最後の公式な集まりです。
各委員会(LHR,図書,保健,生活風紀,文化放送,体育など)に分かれ,この1年,そして特に3学期の歩みを振り返りました。
■ 3学期の反省:できたこと、残った課題
1月から3月までの活動を振り返り,各委員会からは以下のような意見が出されました。
・「目標に対して,どれだけ動けたか?」
・「行事の運営で,もっと改善できるポイントはなかったか?」
特に3学期は,卒業式や高校入試など大きな行事が続く中,自分たちの役割をどう果たしたかを冷静に分析しました。「前回の反省を活かしてスムーズに動けた」という手応えの一方で,「もっと生徒全員を巻き込みたかった」という前向きな反省も見られました。
■ 「引き継ぎ事項」の作成:未来の喜界高校のために
今回のメインテーマは「次年度への引き継ぎ」です。
先日の種子島中央高校への視察でも学んだ通り,学校のルールや行事を「自分たちの手でデザインする」ためには,正確な現状把握と引き継ぎが欠かせません。
「新1年生が困らないように、このルールを分かりやすく伝えよう」
「来年度の行事を生徒主体で決めるために,この資料は残しておこう」など,4月に新入生を迎え,新しい学年になった自分たちがスムーズに活動を開始できるよう,具体的なアドバイスや改善案を「引き継ぎ事項」としてまとめました。
■リーダーとしての成長を糧に
1年間,各学級の代表として,そして専門委員会の中心として走り抜けてきた委員長・副委員長の皆さん。時には意見がまとまらず苦労したこともあったはずですが,その経験こそが皆さんの大きな財産です。
今月25日には修了式を迎えますが,皆さんが残してくれた「学びのバトン」は,必ず来年度の喜界高校をさらに輝かせる力になるはずです。
1年間,本当にお疲れ様でした!
2026年3月13日
2026年03月13日(金)
受験体験発表会
令和8年3月13日(金),卒業式を終えたばかりの先輩たちが,後輩たちのために再び学び舎に集まってくれました。
以下は,本校武道館にて開催された「受験体験発表会」の様子です。
■夢への「地図」を持とう! 卒業生11名による受験体験発表会
卒業から約10日。進学や就職を控えた卒業生11名が講師となり,1・2年生に向けて自身の受験体験を赤裸々に語ってくれました。
武道館での全体会の後は,喜界中学校へと移動し,中学生に対してもアドバイスを届けるという,島全体での学びのバトンパスが行われました。
■ 実体験から語られる「合格へのプロセス」
発表会は,代表3名による全体プレゼンテーションからスタートしました。一人5分という限られた時間の中で,苦労した点や合格を勝ち取った瞬間の喜びを熱く語ってくれました。
その後はグループトーク(8分×3セット)へと移り,少人数でより具体的な悩み相談や質問が行われました。数日前まで同じ校舎で過ごしていた先輩たちの言葉は,1・2年生にとって何よりも説得力のあるものでした。
■ 先輩たちから贈られた「金言」
今回の発表会では,現代の高校生らしいデジタル活用術や,深い洞察に基づいたアドバイスが目立ちました。
・「学校ブログ」を活動の記録帳にする
総合型選抜などの書類作成では,活動の正確な情報が必要です。「本校の公式ブログを遡れば,過去に行われた特別講座の日付や講師名,詳しい活動内容がすべて分かる。振り返りに最適だ」という,非常に実践的な活用法が紹介されました。
・志望校がある「地域」を知る
単に大学を調べるだけでなく,その大学が位置する地域の歴史や文化についても調べておくことで,面接や小論文での深みが変わるとのアドバイスがありました。
・「生成AI」を自分磨きのツールにする
口頭試問の練習に生成AIを活用したという驚きの事例も。録音した自分の声をAIに読み込ませて分析させたところ,無意識に「えーと」という発言を多用している自分に気づけたという,具体的な自己分析術が共有されました。
・「志望校」という地図を持つ重要性
「志望校を決めずに過ごすのは,地図を持たずに町を歩き回るようなもの。目的地を決めて行動した先にこそ,夢がある」という,これからの進路決定に向けた力強いメッセージが贈られました。■ 喜界中学校への「出前授業」
高校での発表を終えた一行は,喜界中学校へと移動しました。
中学生たちにとっても,最も身近なロールモデルである高校生の先輩たちからの言葉は,自分の将来を考える大きな刺激となったようです。
【中学校での様子】
全体発表の様子
グループトーク
3月2日の卒業式 から10日あまり。新しい生活への準備で忙しい中,後輩たちのために貴重な時間を割いてくれた11名の卒業生の皆さん,本当にありがとうございました。
皆さんが残してくれた「地図」を頼りに,1・2年生も自分たちの目的地に向かって一歩ずつ歩みを進めていきます!
2026年3月12日
2026年03月12日(木)
合格おめでとう!「合格者集合」を実施しました
本日3月12日(木),令和8年度入学者選抜の合格発表が行われ,午後からは合格者の皆さんとその保護者の方々を本校にお迎えして「合格者集合」を実施しました。
まず,新しい学びの相棒となる教科書の購入や,本校の伝統的な助け合いの形でもある「譲り受け制服」の確認など,入学に向けた具体的な準備が進められました。
〈教科書購入の様子〉
〈「譲り受け制服」確認の様子〉
また,各担当の先生方からは,高校生活を円滑に送るための大切な連絡が行われました。
教務部・生徒指導部・進路指導部・保健指導部より:高校での学習の進め方や,将来を見据えた目標設定について。
事務部より:諸手続きや施設利用に関する説明。
山積みの教科書を手にし,制服に袖を通す準備をするなかで,合格した喜びがより一層現実味を帯びてきたのではないでしょうか。■「高校生」になるための準備はもう始まっている!
特に喜界中学校から入学予定の皆さんは,本日の集合に合わせて「到達度テスト」の2日目に配布された課題の進捗状況確認が行われました。
「合格はゴールではなく,新しいスタート」。 中学校での学びをしっかりと定着させ,高校での高度な学習にスムーズに移行できるよう,課題に取り組む姿勢からは強い意気込みが感じられました。
まだ終わっていないという人は,入学式までに万全の状態にしておきましょう!
あいにくの雨となった卒業式の日とは対照的に,皆さんの門出を祝うような節目の日となりました。
次に皆さんとお会いするのは4月の入学式です。 喜界高校の教職員・在校生一同,皆さんと一緒に学べる日を心から楽しみにしています。
春休み期間中,心と体の準備をしっかり整えて,元気に登校してきてください!
2026年3月5日
2026年03月05日(木)
【高校入試】無事に入学者選抜試験が終了しました
3/4(水)と3/5(木)の2日間の日程で,「令和8年度一般入学者選抜試験(高校入試)及び合格内定者到達度テスト」が実施されました。

前日までの曇天とは打って変わり,受験生の皆さんのこれまでの努力を後押しするかのような見事な晴天に恵まれての実施となりました。

■集中力を支えてくれた、穏やかな「入試日和」
2日間とも気温は,暑くもなく寒くもなく,まさに完璧なコンディション。 試験会場の窓からカーテンを通して差し込む柔らかな光が,緊張で少し硬くなっていた受験生たちの表情を優しく解きほぐしてくれているようでした。
「指先が冷えてペンが動かない」ことも,「暑さで集中力が途切れる」こともない,緊張が漂う中にも,静かで穏やかな時間が教室を流れていました。
■全力投球の先に待つもの
検査終了を告げるチャイムが鳴り響いた瞬間,校内には張り詰めていた空気がふっと緩むような,独特の安堵感が広がりました。
・真剣な眼差しで問題用紙に向き合った時間。
・これまで積み重ねてきた努力の成果。
・そして,送り出してくれた家族や先生方への想い。
皆さんが今日まで走り抜けてきた日々は,結果がどうあれ,これからの人生を支える大きな糧となります。今日は自分自身の頑張りを,存分に労ってあげてください。
■感謝を込めて
無事に全日程を終了できましたのは,受験生本人の頑張りはもちろん,早朝から送り出していただいた保護者の皆様,そして運営にご協力いただいた地域の方々のおかげです。心より感謝申し上げます。
【今後の予定】
合格発表までの期間,少しの間ゆっくりと羽を休めてくださいね。また皆さんと,笑顔で再会できる日を楽しみにしています!
合格発表は3月12日(木)11時以降,喜界高校体育館入口に掲示します。また同時に,県の特設ホームページにて行います。
合格者集合は,同日3月12日(木)12:30より本校体育館にて行います。遅れないように集合してください。
詳細は,本日配付された「受検生の皆さんへ」をご覧ください。
2026年3月2日
2026年03月02日(月)
第76回卒業式
【第76回 卒業式】雨をも溶かす温かな門出〜島から未来へ,18年間の想いを胸に〜
令和8年3月2日(月),本校体育館にて「第76回 卒業式」が挙行されました。
当日はあいにくの雨模様となりましたが,会場には多くの保護者の皆様,そして地域の来賓の方々が参列してくださいました。雨音を遠くに感じるほど,体育館の中は卒業生を祝う温かな拍手と感動に包まれました。
〈SHRの様子〉
〈武道館への移動〉
■厳かな式典、刻まれる最後の一歩
式次第に沿って,式典は厳かに進行しました。
開式のことばから始まり,国歌斉唱,そして一人ひとりの名前が呼ばれる卒業証書授与。
学校長式辞,県教育委員会告辞に続き,喜界町長やPTA会長からは,卒業生たちの前途を祝す力強い祝辞をいただきました。
〈学校長式辞〉
〈県教育委員会告辞〉
〈祝辞 喜界町長〉
〈祝辞 PTA会長〉
〈祝電披露〉
多くの祝詞が披露されるなか,在校生代表による送辞,そして卒業生代表による答辞では,これまでの想い出が語られ,会場のあちこちで涙をぬぐう姿が見られました。
〈在校生送辞〉生徒会副会長
〈卒業生答辞〉前生徒会長
卒業生にとって,この雨は喜界島で過ごした日々を惜しむ「別れの涙」であると同時に,新しい世界へと向かう決意を新たにする,大切な節目の雨となったのではないでしょうか。
■18年間の「シマ」の記憶を宝物に
高校生活の3年間,そして人によっては18年間という長い時間を,この美しい喜界島で過ごしてきました。
この島で培った絆,温かな地域の方々の支え,そして今日この雨のなか駆けつけてくださった方々の想いを忘れずに,自分らしい道を歩んでいってください。
■最後は高らかな校歌とともに
式典の最後は,全員による校歌斉唱,そして閉式のことばで締めくくられました。 体育館の外はまだ雨が降り続いていましたが,退場する卒業生たちの顔は,希望に満ちた晴れやかな表情でした。
〈普通科3年生 退場〉
〈商業科3年生 退場〉
第76回卒業生の皆さん,ご卒業本当におめでとうございます!
皆さんの歩む道の先に,いつも鮮やかな虹がかかることを心から願っています。
2026年2月27日
2026年02月27日(金)
【3年生】表彰式・卒業式予行〜努力の結晶と,最後の大舞台に向けて〜
令和8年2月27日(金),2・3時間目を使って,本校体育館にて「表彰式」および「卒業式予行」が行われました。
3月2日の本番を前に,3年間の功績を讃えるとともに,最高のかたちで学び舎を巣立つための準備を整える,大切な時間となりました。
卒業式に先立ち,3年間の高校生活において顕著な成績を収めた生徒たちの表彰が行われました。
・商業科:
専門的な知識や技術の習得に励み,検定試験や資格取得,日々の学習において高い成果を上げた生徒たちが表彰されました。商業科での学びを自信に変え,社会や大学へと羽ばたく姿が頼もしく感じられました。
・皆勤賞:
1年間ないし3年間,一日も休まず登校し続けた生徒たちに贈られました。心身ともに健康を保ち,毎日休まず学校へ来るという「当たり前」を積み重ねたことは,何物にも代えがたい大きな財産です。その忍耐強さと自己管理能力に,会場からは惜しみない拍手が送られました。
・その他:
産業教育振興中央会賞,県産業教育振興会賞,全商成績優秀者賞(5種目以上1級合格者表彰,4種目以上1級合格者表彰,3種目以上1級合格者表彰),岩崎賞,鹿児島県教育委員会賞,多読賞
表彰式の後は,本番さながらの緊張感のなかで卒業式予行が行われました。
証書授与の所作,礼のタイミング,そして体育館に響かせる校歌の練習。式次第に沿って一つひとつの動作を確認していくなかで,生徒たちの表情も次第に引き締まり,卒業への実感がより一層深まったようです。特に,多くの保護者や来賓の方々に見守られる本番を想定し,感謝の気持ちを込めた立ち振る舞いができるよう,細部まで入念なチェックが行われました。
3年生がこの体育館で全校生徒とともに過ごす時間もあとわずかです。 表彰された生徒の皆さんの努力に心から敬意を表すとともに,卒業生全員が3月2日の本番で,3年間の集大成としての立派な姿を見せてくれることを期待しています。
2026年2月24日
2026年02月24日(火)
【生徒会】種子島中央高校を訪問!DXとリーダーシップを学ぶ交流会
令和8年2月24日(火)午後,本校生徒会の会長・書記の2名が,種子島にある鹿児島県立種子島中央高等学校を訪問しました。
今回の訪問は,生徒会同士の交流を通してリーダーシップを育成するとともに,「高等学校DX加速化推進事業」の先進校である同校の取り組みを学び,本校の生徒会運営に活かすことを目的としています。これからの時代に求められる思考力・判断力・表現力を育むための,非常に有意義な機会となりました。
■5時間目:最先端の「DX授業」に圧倒される
到着後,まずは「ミライデザイン科」2年生の授業を見学させていただきました。
まず驚いたのはその授業スタイルです。先生が前で話す一斉授業ではなく,生徒たちがテーマごとに個別ブースを構え,見学者である本校生徒に直接説明を行う「プレゼンテーション形式」で進められていました。各ブースでは,同校が重視する「デザイン思考」(ユーザーの悩みや課題をスタート地点として,アイデア出しや製品を製作し,検証を行いながら本質的な課題を解決する考え方)に基づいた,ワクワクするような研究が紹介されていました。
単に技術(DX)を紹介するだけでなく,「地域の人々が何を求めているのか?」という視点で課題を深掘りし,デジタル技術を解決の「手段」として使いこなしている姿が非常に印象的でした。
授業後半ではDX担当教諭から,種子島中央高校の活動内容やデザイン思考がどのように結びついているのか,また,ミライデザイン科ならではの取り組みや今度の展望について伺いました。
■6時間目:生徒会交流会〜離島の課題と未来を語る〜
続く6時間目は,両校の生徒会執行部による交流会です。アイスブレイクで打ち解けた後,各学校の紹介や行事の説明,事前にやり取りしていた質問内容などの質疑応答等が行われました。
1.活動紹介:
スライドを使い,互いの学校行事やユニークな取り組みをプレゼン。
2.意見交換会:
共通の悩みである「行事の盛り上げ方」についても,種子島中央高校で学んだ「デザイン思考」の考え方(生徒の本当のニーズはどこにあるのか?)をヒントに,座談会が繰り広げられました。また,種子島中央高校ならではの,デジタル技術を授業以外の場所でも活用している様子が伺えました。
3.施設見学:
DX環境が整った校内を案内していただき,本校の生徒会室や行事運営でも取り入れられそうなアイデアをたくさん持ち帰ることができました。
■放課後:校内の「聖地」を巡礼!
種子島中央高校は,昨年10月に公開された映画『秒速5センチメートル』の舞台としても有名です。放課後の施設見学では,校内にある「聖地」を案内していただきました。作品の情緒あふれる風景に触れ、役員にとって忘れられない思い出となりました。
■喜界高校へ持ち帰る「学びの種」
翌25日に喜界島へ戻った2人は,「デザイン思考」という新しい視点と,それを支えるDXの可能性を胸に,さっそく大きなプロジェクトを立ち上げようとしています。
それは,今後の「クラスマッチ」種目を生徒主体で決定することです。
今年度1学期までは表彰を校長先生が行っていましたが,「まずは」ということで,2学期からは「生徒会長名で表彰」する形に変更になりました。
そして,これまでは「例年通り」になりがちだった種目選定に,今回学んだ手法を導入していこうと考えています。
デジタルツールを活用して,全生徒が「本当にやりたいこと」「今のクラスマッチに足りないもの」を調査。集まったデータから「生徒全員が輝けるにはどうすればいいか」という本質的な課題を抽出し,生成AIなども活用しながら種目案を練り上げます。単なる多数決ではなく,なぜその種目を選んだのかという「根拠」を生徒全員に共有し,全校生徒で「自分たちの行事」を作り上げる文化を醸成していこうとしています。
「生徒が自らの手で,学校の楽しさをデザインする」。そんな喜界高校のさらなる発展の第一歩が,この種子島での出会いから始まろうとしています。
今回の訪問を快く受け入れてくださった種子島中央高校の生徒会および先生方,本当にありがとうございました。この貴重な経験を必ず形にしていきます!
※ 本取組は「高等学校DX加速化推進事業」の一環です。
2026年2月20日
2026年02月20日(金)
慶應義塾大学×喜界高校:等身大の「未来」を語り合う
令和8年2月20日(金)13時から校長室にて,1・2年生を対象に,非常にエキサイティングな交流会が行われました 。
喜界町,慶應義塾大学,そして本校が手を取り合った特別プログラム,「未来を広げる40分の意見交換会」の様子を紹介します 。
今回の交流会は,喜界町からの依頼を受けた慶應義塾大学が,来年度から本格始動する「喜界島の調査研究」の予備調査として実現したものです 。
会場には,日本経済史を専攻する経済学部の橋口勝利教授と,現役大学生8名が来校されました

■「ぶっちゃけトーク」で解き明かす大学生活のリアル
一方的な講義形式ではなく,大学生が各チームに入って対話する少人数のワークショップ形式で行われました 。

テーマ例:
大学での学び,高校時代の悩み相談,東京での生活の本音、今勉強する意味など 。
本音の対話:
パンフレットやインターネットには載っていない,現役生だからこそ語れる「大学生活のリアル」に生徒たちは興味津々 。
未来への指針:
「若さある皆さんの本音や進路の希望が,喜界島が目指すべき方向性を考えるための大切な指針になる」というメッセージを受け,生徒たちは自分のキャリアと地域の未来を重ね合わせて考えていました 。
■ 40分間の気づきと刺激
各グループでの意見発表では,進路に対する不安や「今,高校で学んでいることがどう将来につながるのか」といった核心に触れる意見もありました 。
大学生の先輩たちからは,自らの実体験に基づいた「明日からの高校生活に役立つヒント」が贈られ,試験明けの開放感も相まって,校長室内は非常にポジティブなエネルギーに満ち溢れていました 。

■自分の「未来の選択肢」を広げる一歩に
今回の交流は,生徒たちにとって「東京」や「大学」という存在をより身近に感じ,自分のキャリアを考える大きなきっかけとなりました 。
橋口研究会の皆さん,そして素晴らしい機会をコーディネートしてくださった喜界町の皆様,本当にありがとうございました!

2026年2月19日
2026年02月19日(木)
自分らしく,大切に生きるために〜性教育講座を開催〜
卒業まであとわずかとなった2月19日(木)1時間目,3年生の登校日に合わせ,視聴覚室にて「性教育講座」を実施しました。

今回は講師として,喜界町役場より保健師・助産師の資格をお持ちの田畑栄子先生をお招きし,これから新しい環境へと羽ばたく生徒たちへ,自分と相手を慈しみ,守るための大切なお話をいただきました。
■「正しく知る」ことが自分を守る第一歩
講話は,男女の身体の仕組みの違いという基礎から始まり,ライフプランニング,性感染症,そして予期せぬ妊娠や中絶の現実まで,多岐にわたりました。

「成長期はホルモンバランスが崩れやすいもの。根拠のない自信で行動せず,正しい知識を持つことが重要です」という言葉に,生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
特に,「子どもを育てることは,自分の自由が制限されることでもある」というリアルな視点は,これからの将来を考える上で大きな響きがあったようです。自衛のために,望まない妊娠を避ける具体的な方法や,責任ある行動について改めて確認しました。
■多様な性と、対等な関係性(デートDV)
また,昨今大切にされているLGBTQやSOGI(性的指向・性自認)といった「多様な性」についても学びました。
「自分らしく生きる」ためには,まず自分の性を大切にし,どう生きたいかを考えることが欠かせません。
さらに,交際相手からの暴力である「デートDV」についても詳しく解説がありました。
・身体的・性的暴力だけでなく,経済的,心理的,あるいはデジタル(SNSの監視等)や過度な干渉も暴力に含まれること。
・暴力を振るわれる側に責任はなく,加害者側に責任があること。
もし「これって変かな?」と違和感を抱いたり,困ったりしたときは,一人で抱え込まず,信頼できる大人や専門機関に相談してほしいという強いメッセージをいただきました。
■「これでいいのだ」と思える人生を
田畑先生は最後に,生徒たちへこう問いかけられました。
「皆さんは,これからどのような人生を送りたいですか?」
正しい知識を身につけ,自分を大切に慈しんで生きていくことで,いつか「自分はこれでいいのだ」と心から思える時がやってきます。自分を大切にできる人は,同じように家族や友人も大切にできるはずです。
3年生の皆さん。今日学んだことは,皆さんの未来を守るための「お守り」です。自分の心と体を一番に大切にして,それぞれの道を進んでいってください。
ご多忙の中,愛にあふれるご講話をいただいた田畑先生,本当にありがとうございました。
2026年2月10日
2026年02月10日(火)
探究授業特別講座「奄美音楽の魅力」
令和8年2月10日(火)3・4時間目,本校3階の音楽室にて,高校1年生(普通科・商業科)を対象とした「奄美音楽の魅力及びその研究に関する探究授業特別講座」を実施しました。
今回は,鹿児島純心大学 人間教育学部の遠藤武夫教授を講師としてお招きし,地元奄美の伝統文化を「研究」の視点から紐解く,非常に濃密な学びの時間となりました。

■歌の中に息づく「シマ」の心と歴史をたどる
今回の講座の目的は,専門家の知見に触れることで,生徒たちが取り組んでいる「喜界島」をテーマにした探究活動をより深化させること,そして芸術科での学びの視点を課題解決に活かすSTEAM教育を推進することにあります。

■信仰と歴史:「民謡は生活そのもの」
遠藤教授は,奄美民謡の背景にある精神世界「ニライカナイ(神様のいる場所)」について触れ,「民謡の中には奄美の信仰が息づいている」と語られました。
また,徳之島の「ワイド節」や「犬田布(いぬたぶ)騒動」の歴史にも話が及びました。かつて米ではなく過酷な労働を伴う「黒砂糖」で年貢を納め,薩摩藩の借金返済に充てられたという悲しい歴史。そしてオペラにもなっている「かんつめの悲劇」。 人々の苦しみや祈りが音楽となり,それが現代まで歌い継がれているという事実に,生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました。
■音楽を分析する:奄美音階vs沖縄音階
講座の中盤では,奄美と沖永良部の「稲すり節」の違いを分析する演習が行われました。
・奄美(笠沙):
奄美音階特有の独特な響き。
・沖永良部(知名):
沖縄音階に近く,テンポが速い。「稲すりがはかどりそう!」という感想も。
同じ名前の楽曲でも,地域(シマ)によって歌詞や旋律が異なる面白さ,そして民謡コンクール出身者が現代のポップス界でも活躍している現状など,伝統と現代の繋がりについても学びました。


■STEAM教育の視点で新たな視点を創る
今回の講座では,単に音楽を楽しむだけでなく,「芸術科の見方・考え方を,いかに課題解決に応用するか」という点が強調されました。
文系・理系の枠を超え,地域の歴史・社会構造・音楽的特徴を複合的に分析するプロセスは,生徒たちがこれから行う探究活動の大きなヒントとなりました。
【遠藤教授が語る 奄美音楽 5つの魅力】
1.生活・信仰との深い関わり
(労働や宗教が歌と直結している)
2.「シマ」のアイデンティティ
(行事・笑い・歴史が詰まっている)
3.多様性
(シマごとに異なる歌詞や節回し)
4.継承の場
(民謡コンクールなどの文化基盤)
5.普遍性
(ポップスにも通用する高い音楽性)

■おわりに
鹿児島純心大学の紹介では,令和9年度に新設される「情報学部 社会共創学科」についても触れていただき,情報技術と社会課題解決を繋ぐ新しい学びについても刺激を受けました。
遠藤教授,遠方よりお越しいただき,喜界高校の生徒のために情熱あふれる講義をありがとうございました。
今回得た知見を糧に,1年生は自分たちの「探究の問い」をさらにブラッシュアップさせていきます!
※ 本取組は「高等学校DX加速化推進事業」の一環です。2026年02月10日(火)
卒業を控えた3年生へ:自立のための「金融教育」講座を実施
卒業まで残りわずかとなった令和8年2月10日(火),本校視聴覚室にて3年生を対象とした「金融教育」の特別授業が行われました。
今回はゆうちょ銀行から講師をお招きし,1・2時間目のたっぷり2時間を使って,社会人・大学生になる前に身につけておくべき「お金の知恵」について学びました。

■まずは自分を知ることから「マネータイプ診断」
導入では,QRコードを読み取って「マネータイプ診断」を行いました。
お金に対する意識や行動に関する10個の質問に答えることで,自分の傾向を分析します。
「貯金が得意なタイプ」「ついつい使ってしまうタイプ」など,診断結果に一喜一憂しながらも,自分のお金との付き合い方を客観的に見直す良いきっかけとなりました。

1時間目:自分を知り,リスクに備える
■18歳成人の「責任」と「リスク」
成人になると,保護者の同意なしに様々な契約ができるようになります。それに伴い,マルチ商法や投資詐欺,さらには「闇バイト」といった負のスパイラルに陥るリスクも隣り合わせです。
詐欺に遭わないためには,「自分は大丈夫」と思い込まず,「絶対儲かる」「あなただけ」という言葉には必ず裏があることを肝に銘じ,怪しいと感じたらすぐに警察や周囲に相談する勇気が大切です。
2時間目:将来に備える資産形成
2時間目は,将来の備えとしての「貯蓄」と「投資」について,より具体的な手法が紹介されました。その一つとして取り上げられたのが,「iDeCo(個人型確定拠出年金)」です。
■自分の未来を自分で作る「iDeCo」
これからの時代,公的年金に加えて自分自身で資産を育てていく視点が欠かせません。
・投資による準備:iDeCoなどの制度を活用し,早くから少額ずつでも「長期・積立・分散」で運用していくことのメリットを学びました。
・金融リテラシーの重要性:ただ貯めるだけでなく,制度を正しく理解し,賢く活用することが「自立して生きる力」に直結します。
リスクを避ける「守り」の知識だけでなく,iDeCoのような制度を活用して将来に備える「攻め(準備)」の知識。この両輪が揃ってこそ,本当の意味での金融リテラシーであることを実感する時間となりました。
■金融トラブルに遭わない・負けないために
ゆうちょ銀行の皆様からは,トラブルを避ける鉄則として以下のメッセージをいただきました。
1.ノーリスク・ハイリターンな商品は存在しない。
2.一人で悩まず、早めに相談する。
3.万が一被害に遭っても、最後まで諦めない。■最後に
「勉強は自分の未来への投資である」という言葉どおり,今日学んだ知識は,皆さんがこれから荒波の社会を生き抜くための強力な「防具」であり「武器」になります。
ゆうちょ銀行の皆様,本日は生徒たちの門出を前に,実践的で愛のあるご講話をありがとうございました!
2026年1月29日
2026年01月29日(木)
普通科1年生「生成AI活用」特別授業!
対面指導で深まる、最先端の学び
令和8年1月29日(木)2・3時間目,生物実験室にて,普通科1年生を対象とした「情報Ⅰ」の授業で「生成AI」に関する授業が行われました。
今回は,遠隔配信センターの先生が本校へ直接お越しくださり,対面でのご指導をいただきました。専門家からリアルタイムでアドバイスをいただける貴重な機会に,生徒たちも身を乗り出して取り組んでいました。

「Gemini」で探る,冬のインフルエンザの謎
授業では,Googleの生成AIである「Gemini」を使用しました。
題材は,これからの季節に身近な問いである「なぜインフルエンザは冬に流行するのか」。
生徒たちはAIと対話を重ねながら,単に知識を得るだけでなく,より深い情報を引き出すための「問いかけ(プロンプト)」の工夫を実践しました。

注意すべき「ハルシネーション(もっともらしい嘘)」
授業の中で特に強調されたのが、ハルシネーションへの警戒です。
生成AIは時として,自信満々に事実とは異なるもっともらしい嘘をつくことがあります。
・鵜呑みにしない:
AIの回答をそのまま正解とせず,必ず一次情報や信頼できる資料で裏付け(ファクトチェック)をとること。
・「考える」のは人間:
AIが出した答えはあくまで「思考のスタート地点」であり,最終的に情報を取捨選択し,判断するのは自分自身であること。
こうした「デジタルの落とし穴」を知ることで,技術を批判的に見る力(メディアリテラシー)も養いました。
安心・安全な活用環境:鹿児島県とGoogleの提携
教育現場で安心してGeminiを活用できるのには,しっかりとした安全性の理由があります。
・鹿児島県とGoogleの提携:
県とGoogleの強力な連携により,教育DXが推進されています。
・個人情報の保護:
県域アカウントでログインすることで,「入力した内容がAIの学習データとして利用されない」仕組みになっています。
生徒たちは,プライバシーが守られた安全な環境で,最新テクノロジーの可能性を体感しました。
「自分で考える力」を最大化するために
生成AIは,正しく使えば強力な「武器」となりますが,使い道を誤れば「思考の放棄」に繋がりかねません。
対面授業ならではの丁寧な解説を通じ,生徒たちは「AIが出した答えはスタート地点である」という重要な視点を学びました。
1年生の皆さん,今回身につけた「AIとの対話術」を,これからの探究活動や日々の学習にどんどん活かしていきましょう!
※ 本取組は「高等学校DX加速化推進事業」の一環です。
2026年1月28日
2026年01月28日(水)
奄美サミット選抜!2年生「探究コンテスト」ポスター発表会
令和8年1月28日(水)5時間目,「総合的な探究の時間」を利用して,本校体育館にて2年生による「探究コンテスト・ポスター発表会」が開催され,1年生と2年生が聴講しました。

今回の発表会は,先日カクイックス交流センターで開催された「第6回高校生探究コンテスト」の流れを汲むものであり ,同時に「奄美サミット」への出場権を懸けた選抜会としての重要な意味を持っています。
今回の発表形式は,「5分間の発表」,そして,「探究コンテスト会場で質疑応答の内容発表」です 。
1グループ:
「喜界島ジオパーク認定とその維持について」

2グループ:
「喜界島の農業の在り方について」

3グループ:
「喜界島の郷土菓子を次世代に残すには」

4グループ:
「喜界島の景色を広めるためには」

「奄美サミット」へ向けて
今回の発表会は「奄美サミット」の選抜も兼ねており,生徒たちの表情にはいつにも増して力強い決意が感じられました。
自分たちの住む地域の課題を,いかに論理的に,そして情熱を持って伝えられるか。その成果は,まさに日頃の「総合的な探究の時間」の集大成と言えるものでした※ 本取組は「高等学校DX加速化推進事業」の一環です。
2026年1月27日
2026年01月27日(火)
商業科課題研究発表会〜3年生の探究のバトンを次世代へ〜
令和8年1月27日(火),4時間目の時間を活用して,商業科全学年による「課題研究発表会」が簿記実習室にて行われました。
この発表会は,3年生が1年間かけて取り組んできた探究活動のプロセスや成果を共有することで,1・2年生が「来年,自分たちはどんな課題に挑むのか」というヒントを得る貴重な機会です。

発表テーマ
特色ある2つのグループが,喜界島の魅力を商業科の視点から,多角的に発信・発表を行いました。
1 郷土料理(喜界島の郷土料理)
島の伝統的な食文化を調査し,どのように次世代や島外へ伝えていくべきか,実感を伴う考察が発表されました。

2 動画作成(学校紹介・ふるさとCM)
先日の「KKBふるさとCM大賞」でも話題となった動画制作チームです。視聴者に「伝える」ための構成や,編集のこだわりなど,クリエイティブな視点での発表が行われました。

各グループ10分という限られた時間でしたが,どの発表も3年生らしい工夫が凝らされており,メモを取る1・2年生の表情も真剣そのものでした。
当日のタイムスケジュール
発表終了後は,各学年それぞれの専門科目の授業へと戻り,学びを深めました。
11:45〜11:55:発表①「郷土料理」
11:55〜12:05:発表②「動画作成」
12:05〜12:10:全体のまとめ発表会の感想記入は,放課後のSHRで行われます。
3年生が示した「自分たちの力で課題を見つけ,解決する姿」は,後輩たちの目にどう映ったでしょうか。県が推進する探究活動の指針にもある通り,こうした切磋琢磨の経験が,これからの時代に求められる「思考力・判断力・表現力」を育む糧となります 。
3年生の皆さん,素晴らしい発表をありがとうございました!
2026年1月21日
2026年01月21日(水)
【キャリア教育】「働く」を学び,次年度へ繋ぐ。職場体験発表座談会を開催!
令和8年1月21日(水)の5時間目,本校体育館にて「職場体験発表座談会」を開催しました。
この行事は,昨秋に職場体験を終えた2年生が,その経験を1年生に向けて伝える伝統的なキャリアプログラムです。

■デジタルを駆使した2年生の「伝えたい」想い
これまでの準備期間,2年生は個人のタブレット端末をフル活用してきました。 自分たちが体験した業務内容や,現場で感じた「働くことの厳しさと喜び」を,写真や図解を交えたスライドに凝縮。
「どうすれば1年生に興味を持ってもらえるか」を考え抜き,本日の本番を迎えました。

■1年生の「知りたい」熱気
対する1年生も,事前調査で「話を聞きたい事業所」を第3希望まで絞り込み,この日を楽しみにしていました。
憧れの職業や興味のある分野について,先輩から直接話を聞ける貴重なチャンスです。
■体育館が「未来の仕事場」に
会場となった体育館には,事業所ごとのブースが並び,座談会形式で発表が行われました。
・2年生の姿:
後輩を前に,少し照れながらも堂々と発表する姿は,実習前よりも一回り大きく頼もしく見えました。
・1年生の姿:
先輩の実体験に基づくリアルなエピソードに,真剣な表情でメモを取ったり,積極的に質問したりする姿が印象的でした。
一方的なプレゼンテーションではなく,「座談会(対話)」という形式をとることで,1年生からは「実際にどんなふうに指導されたんですか?」「一番大変だったことは?」といった具体的な質問が飛び交い,会場は熱気に包まれました。
2年生も言葉で説明するだけではなく,「実際にこうした」ということを身振り手振りを交えながら話したり,行動で示したりと工夫を凝らしていました。

■結びに
2年生にとっては,自身の体験を言語化することで学びを再確認する機会となり,1年生にとっては,来年度の自分たちの姿をイメージする絶好の機会となりました。
ご協力いただいた事業所の皆様,改めて貴重な学びの場を提供していただき,誠にありがとうございました。生徒たちは今回の経験を糧に,自身の進路選択に向けてさらに歩みを進めていきます。
2026年1月16日
2026年01月16日(金)
第6回高校生探究コンテスト(探究成果発表大会)に参加
令和8年1月14日(水),カクイックス交流センターにて「第6回高校生探究コンテスト(探究学習成果発表大会)」が開催されました 。
鹿児島県では,生徒が課題研究などの探究学習の成果を校外で発表し,他者と切磋琢磨する経験を通して,思考力・判断力・表現力などを育成することを目的にこの大会を開催しています 。

県内から450名の高校生が集結
今大会には,県内各地から約450名の高校生が参加しました。会場では,異なる分野で課題設定を行った生徒たちが集まり,お互いの研究成果を共有しながら学びを深める活気ある光景が見られました 。
喜界高校は「ポスター発表の部」で挑戦
本校は「ポスター発表の部」に参加しました 。
この部門は,分野を問わず様々な学びの交流により,探究活動の裾野を広げることを目的としています 。


ワークショップでの交流と学び
発表以外にも,生徒向けの「探究ワークショップ」が実施されました 。参加した生徒たちは,他校の生徒との交流を通して,自身の探究活動を促進・改善するための刺激を多く受けたようです 。
また,教員向けのワークショップも行われ,学校全体で探究学習の質を高めるための機会となりました 。
未来の探究活動へ向けて
今回のコンテストで得た専門家からの助言や他校の優れた取り組みは,生徒たちの探究心をさらに深化させてくれるはずです 。今後も,自分たちの立てた問いに対して実践を重ね,より質の高い探究活動を目指してまいります。
当日ご指導いただいた審査員の皆様,そして共に切磋琢磨した他校の皆さんに心より感謝申し上げます。中央公民館での発表練習の様子(令和8年1月13日(火))

※ 本取組は「高等学校DX加速化推進事業」の一環です。
