公開日 2026年07月08日(Wed)
令和8年7月8日(水)、簿記実習室にて、1年生の総合的な探究の時間「がじゅまる」の一環として、喜界町について学ぶ特別講義「喜界町の農業・畜産を知り、未来につなぐ問いを作ろう~魅力・課題・高校生にできることを考える~」が実施されました。
今回は講師として、喜界町役場の「農業・畜産分野」から9名もの担当者の皆様をお迎えしました。
島の産業の最前線で活躍されている方々から直接お話を伺える、大変贅沢で貴重な機会となりました。
■喜界島の暮らしを支える「農業・畜産」の繋がりと魅力
講義ではまず、喜界島の基幹産業である農業の役割や、その豊かな特徴について分かりやすく解説していただきました。
・島で一番の就業人口を誇る基幹産業
喜界島において、就業別人口が最も多いのが農業です。まさに島の経済と暮らしの土台を支える存在です。
・あらゆる仕事と繋がる「地域経済の巡り」
農業は農家だけのものではありません。製糖工場、JA、運送会社、ガソリンスタンド、飲食店、小売店など、島の中のあらゆる業種と密接に繋がっています。「農家が豊かになることが、島全体の他の仕事も豊かにする」という経済のサイクルを学びました。
・喜界島が誇る農業の特徴と強み
サトウキビ:島の風景と経済を中心で支えるメイン作物
白ごま:日本一の生産量を誇る喜界島の代名詞
畜産:ブランド肉である「鹿児島黒牛」を根底から支える高品質な子牛生産
園芸:地下水を賢く利用した栽培
■「単なる感想」から「探究の問い」へ
今回の講義の最大のゴールは、ただ「知って終わり」「凄かったという感想で終わり」にしないことです。
自分たちの暮らしや将来の進路、そして喜界島の未来が地域の産業とどう関わっているのかを捉え直し、提示された課題に対して「高校生である自分たちに何ができるか?」「どうすればこの課題を解決できるか?」という探究の問いへ深めていく視点を育みました。
生徒たちはメモを取りながら、自分たちが日々当たり前に目にする畑や牛舎の風景の裏にある「経済の仕組み」と「これからの課題」に真剣な眼差しで向き合っていました。今回の学びで得た視点は、今後の調べ学習やフィールドワークで大いに活かされていきます。
お忙しい中、本校生徒のために情熱あふれる講義をしてくださった喜界町役場農業・畜産分野の9名の皆様、本当にありがとうございました!
※ 本取組は「高等学校DX加速化推進事業」の一環です。
