公開日 2026年05月12日(Tue)
令和8年5月11日(月)と12日(火)の2日間にわたり、普段は画面越しに授業を受けている遠隔授業担当の先生方が本校を来校されました。
喜界高校では遠隔システムを利用した遠隔授業を展開していますが、この2日間は先生方が直接教室に立ち、対面だからこそできる実験やワークショップが盛りだくさんに行われました。
■各学年での多彩な対面授業
先生方は各教室で、各学年を対象に工夫を凝らした授業を展開してくださいました。
1年生(情報Ⅰ):今話題の「生成AI」について。
2年生(地学基礎):鉱物の特性を学ぶ授業(下記で詳しくピックアップ!)や、地域の安全を考える「ハザードマップ作成」の実践的なワークに取り組みました。
3年生(情報Ⅱ、政治・経済):「情報Ⅱ」では、スマートフォンを活用した自己紹介や画像の共有、さらにはプログラミングの実践に挑戦。最高学年らしい一歩進んだITスキルを学びました。
■【ピックアップ】2年生 地学基礎:砂の中から「幸福」をさがそう!
5月11日(月)の5時間目、普通科2年生の「地学基礎」選択者を対象に行われた特別授業を詳しくご紹介します。
テーマは、ロマンあふれる「幸せをさがそう」。
・鉱物の輝きと石ことば
授業ではまず、鉱物の不思議な性質について学びました。鉱物は光が当たる角度によって見え方が全く異なります。自然のままでは一見きれいに見えない石も、適切なカットを施すことでキラキラと美しい輝きを放ちます。お店で売られている宝石には、輝きを最大限に引き出すための職人の工夫が詰まっていることを知りました。
・五感を使うワークショップ:本物のペリドット探し!
「せっかくの対面授業だから、本物に触れよう!」ということで、先生が実際に採集してきてくださった砂を使い、ペリドット鉱石を探す宝探しワークショップがスタートしました。
【宝探しのプロセス】
広げる:A3サイズの大きな白紙の上に、全員一斉に砂を広げます。
より分ける:指先で少しずつ砂を動かしながら、光を反射してキラリと輝く粒を手作業で探します。
確かめる:「これかな?」と思った粒をつまみあげ、ルーペを使って結晶の形や色をじっくり確認します。
「あった!」「これは違う石かな?」と、教室内は一気に大盛り上がり。
白紙の上でじっと砂を見つめる生徒たちの目は真剣そのものでした。ルーペの向こうに綺麗な緑色の結晶が見えた瞬間には、あちこちから歓声が上がり、まさに自分だけの「幸福(ペリドット)」をその手で掴み取る感動を味わっていました。
■画面の先と繋がる、リアルの強み
普段の遠隔授業でも最先端の学びを行っていますが、先生が目の前にいて、同じ空間で本物の素材に触れながら行う授業は、生徒たちにとって格別の刺激となったようです。画面の向こう側の先生がより身近に感じられるようになり、明日からの遠隔授業がさらに楽しみになりました。
遠方からはるばる喜界高校までお越しくださった先生方、素晴らしい授業を本当にありがとうございました!
※ 本取組は「高等学校DX加速化推進事業」の一環です。
