記事
2021年3月26日
2021年03月26日(金)
表彰式・修了式・離任式
3月25日(木),表彰式・修了式・離任式が行われました。
校長先生による式辞では,「不確定な要素の強い今日だからこそ,主体性を持って行動して欲しい」とお話いただきました。
新型コロナウイルスが猛威を振るい,あらゆる場面で制限を余儀なくされましたが,生徒ひとりひとりの“今できること”を精一杯行う姿が印象的な一年でした。次年度は新1年生の良き先輩となるよう,また自分自身の進路を実現できるよう頑張っていきましょう!!
離任式では,喜界高校を離れる13名の職員が挨拶を行いました。
「本当に楽しい時間を過ごした」「生徒の笑顔が支えだった」「濃密な時間を過ごせて幸せだった」
職員の心からの言葉とその裏に滲む寂しさで,体育館全体が別れを惜しむ空気に包まれました。
別れは寂しくて仕方ありませんが,地球上にいれば必ず会えます。新任地でのますますのご活躍を期待しています。
お身体を大切に。いってらっしゃい!!
2021年3月22日
2021年03月22日(月)
学年朝礼
3月22日(月),学年朝礼が行われました。
1年生は体育館,2年生は生物実験室で行われました。
●1年生
普通科 奥田 龍昇君が,「自己管理が甘いという弱点を克服し,好きなことへの努力を惜しまないという強みは伸ばすことで,2年生ではどんなことでも頑張れるようにしたい」と話しました。
先生からは「簡単な目標でも継続するのは難しいので,短い期間(1か月など)で目標を設定し,それを更新していくと続きやすい」とお話しいただきました。
●2年生
普通科 吉永 萌音さんが,「計画性のない1年を過ごしたため,3学年では,1日の終わりに今日の反省と次の日の目標を決める・朝課外を万全な状態で受けるため就寝時刻を固定させるなど,計画性を持って過ごしたい」と話しました。
商業科 大喜 弘奈さんが,「進路決定ができたので,商業科目だけでなく,試験で使用する普通教科の理解も深めていきたい。そのために平日は最低2時間勉強し,宿題以外の添削指導も継続したい」と話しました。
先生からは,「最終学年として後悔の無いように過ごしましょう」とお話しいただきました。
今年度の反省を踏まえ,来年度への目標を立てることができたようでした。1年後に「達成でききた」と胸を張って言えるような毎日を過ごして欲しいです。
2021年3月19日
2021年03月19日(金)
ダンス発表会
3月19日(金)5・6時限目,ダンス発表会が行われました。
体育で練習した成果を,全校生徒・職員・令和2年度卒業生の前で披露しました。
フォーメーションを変えたり,踊りやすいようにアレンジを加えたり,各グループの工夫が見えて見応えのある発表会でした。
使用曲も,世代を問わず有名な曲から最新のヒット曲まで様々だったため,各グループの個性がよくでていました。
生徒による投票の結果,最優秀賞は“SHOTARO”に決定しました。おめでとうございました!!
2021年03月19日(金)
受験体験発表会
3月18日(木)5限目,普通科1・2年生を対象に,国公立大学合格者による受験体験発表会が行われました。
発表者は以下の通りです。
・瀧元 和樹 (宮崎大学 工学部・機械知能工学)
・濱田 真尋 (都留文科大学 教養学部・地域社会)
・正木 彪芽 (北九州市立大学 外国語学部・中国語)
・矢竹 優子 (埼玉大学 教育学部・小学校文系)
・保科 果南 (名桜大学 国際学群)
・南村 紬 (横浜国立大学 理工学部・化学)
・川口 真碧 (琉球学部 工学部)
・保 萌生 (宮崎公立大学 人文学部・国際文化学科)
さらに,昨年度喜界高校を卒業し,現在国公立大学へ通っている先輩達も数名来てくれました。
「早めに受験勉強を始めて損はない」
「周囲への感謝を常に忘れない」
「受験勉強を始めて,ゴミ拾いやトイレのスリッパを並べるようになった」
「理解するまで繰り返すと,いつか報われると実感できる」
「何でも経験してみると,やった先に見えてくるものがある」
合格を勝ち取った先輩の言葉には説得力がありました。
辛く苦しいときもひたすらに努力を重ねてきた1年間が報われ,自信と希望に溢れる姿に頼もしさを覚えました。
現在大学1年生の先輩方からは,
「高校1・2年の時にボランティア活動や検定を受けたことが,面接で大いに役立った」
「大学合格がゴールではない。仮に志望校へ行けなかったとしても,その後の選択肢はたくさんあるし,入学後の努力も大切。」
と話してくれました。
体験発表後の質疑応答では,勉強の仕方や面接で気をつけたことなどを積極的に質問する1・2年生の姿がありました。
「早めに受験勉強を始めて損はない」
先輩方の教えを活かし,早速今日から行動に移しましょう。
2021年3月15日
2021年03月15日(月)
全校朝礼
3月15日(月),全校朝礼が行われました。
校長先生から,「他者のために努力を積める人は大きく成長できる」というお話がありました。
今年度の3年生のうち9名が現時点で国公立大学へ合格しています。彼らは受験勉強をするにつれ,自分本位だったモチベーションが「喜界島へ貢献するために○○を学びたい」というような,“他者へ還元するため”へと変わりました。モチベーションの変化に比例して,成績も大躍進した生徒が多かったそうです。
18日には合格体験発表会も控えていますので,「自分のために,他者のために」努力してきた先輩方の話を聞き,自分自身の目標を達成するために,今すべきことを考えて欲しいと思います。
2021年3月4日
2021年03月04日(木)
休養村で御礼清掃
3月4日(木),週末や長期休暇の学習場所として大学受験組が利用させていただいた休養村の清掃奉仕作業を行いました。
まずは休養村を管理している町生涯教育課に御礼に伺いました。代表して武藤佑弥君が挨拶。「安心して学習できる環境を提供いただきありがとうございました。後輩たちのために,来年度以降もよろしくお願いいたします。」
感謝の気持ちをメッセージボードに込めてお渡ししました。「家や学校よりも集中して学習できました。」「島外に出てからも頑張ります。」「いつか喜界島に恩返しできるようこれからも努力します。」必死に頑張ったからこそ出てくる言葉。頼もしく思います。
休養村に移動して奉仕作業開始です。普段,手の行き届かないところまできれいにするために,ソファーやテーブルは一度外へ。
窓や床まで磨き上げました。
この空間で日々学習した経験は,君たちの将来の栄養となることでしょう。でも,このような環境が当たり前にあるのではなく,喜界町の協力があることを忘れてはいけません。模擬試験や検定試験でも多大な支援を受けているのです。【次の2枚は年末のパック模試演習の様子】
隅々までピカピカになった休養村を後輩たちが引き継いで,謙虚に学ぶ喜界高校の学習文化が永遠に続いていくことを願います。
2021年3月2日
2021年03月02日(火)
職場体験発表会
3月2日(火)6限目,商業科2年生による職場体験発表会が行われました。
職場体験先は,以下の通りです。
・ひまわり第一保育園
・喜界町図書館
・喜界中学校
・ブックス銀座
・九州電力 新喜界発電所
・峰山建設
開始直前まで緊張しているようでしたが,いざ始まるとパワーポイントを利用しながら堂々と発表していました。
職場体験を通して自分の進路を真剣に考えるようになったと話している生徒が多く,進路決定に向けて有意義な時間を過ごしたことが伝わってきました。職場で働くことと,高校時代の学習体験がどのように結びついているかを考えながら高校生活を送ると,世の中に対する視野が広がり,理解が深まります。来年度体験する1年生は今から意識を高めておきましょう。
準備から発表までおつかれさまでした!
2021年3月1日
2021年03月01日(月)
第71回卒業式
3月1日(月),第71回卒業式が挙行され,44名の生徒が喜界高校を卒業していきました。
一部入場制限やマスク着用など,コロナ対策を行いながらの実施となりました。
今年度はコロナの影響により臨時休校・大会中止・行事の規模縮小等を余儀なくされましたが,どんな状況でも一致団結して,その時々を懸命に過ごしていた姿が印象的でした。
新たな地で活躍することを,喜界島から応援しています。ちばりよー!!
2021年2月26日
2021年02月26日(金)
喜界島「世界英語」俳句コンテスト
昨年夏に行われた「喜界島『世界英語』俳句コンテスト」。本校からも多数の生徒・職員が応募しました。
テーマは「島の風景や魅力,喜界町,地区,集落への思いを世界に発信!」
本校からは児童生徒部門で普通科1年の西原ゆなさん,成人部門で英語科の小林友紀先生が優秀作品として選ばれました。
【西原ゆなさん作品】
One summer day, grandpa said,
The blue sea, sugar cane fields, and children
are the treasures of Kikai Island
【小林友紀先生作品】
Walking along the stone walls
Seeing sesame plants against them
Feel the coming of autumn
本校関係を含む優秀作品を以下のURLから動画で楽しむことができます。動画中のイラストは普通科2年の永井伸之亮君,芸術科の本先生も一部担当しました。また,BGMで流れている三味線と唄は商業科1年の政木佳奈さんの演奏です。本校生が多数関わった動画です。どうぞご覧ください。
2021年2月19日
2021年02月19日(金)
3年美術選択者 作品展示
2月12日(金)の午後,職員一人ひとりへ素敵な招待状が届きました。
喜界高校3年の美術選択者による作品展示が,2月15日(月)から本日19日(金)まで行われています。
陶器・絵画・写真・4コマ漫画とあらゆるジャンルの作品が展示されており,とても見応えのある内容です。
生徒の作品へ込めた思いが伝わってきました。まだの方は是非行かれてみてください!!
2021年2月12日
2021年02月12日(金)
性教育講座
2月12日(金)1限目,1・3年生を対象に性教育講座が行われました。
講師は喜界町保健福祉課に勤務する岩多 隆代氏。
「性」は,忄(心)と共に(生)きると書きます。自分の人生について,命について考えるために,正しい知識を教わりました。
1.「望まない妊娠」をした場合,出産するか,中絶するかの二択です。どちらを選択するにせよ,心身に大きな負担がかかるだけでなく,金銭面や進路の変更等多くの問題があります。ただ,どちらかの選択が悪いというわけでもありません。周りの大人に相談しましょう。
2.「性感染症」は放置するとあらゆるリスクがあります。防ぐためにも正しい知識を身につけましょう。
3.「デートDV」に当てはまる項目をチェックしました。被害に遭っている方の中には,だんだんと判断思考が鈍ってしまう場合があるので,周囲の気づきも重要になってきます。
4.「LGBT」について。性も考え方も十人十色。皆が生きやすい社会を目指しましょう。そしてどんな自分も大切なひとり。自分の体を大事にしましょう。
最後に,保護者からのメッセージ動画を視聴しました。
思わず涙する生徒も。あらためて命の尊さ,両親の偉大さを感じることができたのではないでしょうか。
学びの多い1時間でした。お忙しい中お越しくださった岩多さん,ありがとうございました。
2021年02月12日(金)
大島地区総合文化祭NHK後夜祭 特別番組(ご案内)
NHK総合テレビ「かごスピ」
【わんきゃの文化 虹となれ~奄美群島高校文化祭 NHK後夜祭~】
■本放送 2月12日(金)19:30~19:57
■再放送 2月13日(土)10:55~11:22
■公式HP https://www.nhk.or.jp/kagoshima/kouyasai/毎年冬、奄美群島の高校・養護学校の文化系クラブが一堂に会し、
日頃の成果を発表する「大島地区高等学校総合文化祭」。
30回目の節目を迎えた今年は、残念ながらコロナ禍により
8校が参加した初の「リモート開催」に。
そこでNHKは高校生をサポート、「後夜祭」と名付け、
各校の生徒が日頃の成果やふるさとの島の魅力を発表するリモートイベントを共催。
奄美出身の歌手・城南海さんをゲストに迎え(リモート出演)全員での大合唱にも挑戦する。
高校生の青春の1ページを見つめる。
2021年2月9日
2021年02月09日(火)
JAGCE Youth:U-25 スピーチ大会 “いまを生きる”
2月7日(日),グローバル人材育成教育学会(JAGCE)が主催するスピーチ大会に普通科2年の中島 杏さんが出場しました。オンラインで開催されたこの大会には社会人枠で喜界町のALT,ワン・エイダン・トモカズさんも参加しました。
参加団体は以下の通りです。
【高等学校】 ・鹿児島県立喜界高等学校 ・桐蔭学園高等学校 ・明治大学附属明治高等学校 ・愛媛大学附属高等学校
【大学】 ・明治大学 ・玉川大学
【社会人】 ・喜界町教育委員会 ・玉川大学卒業生
使用言語は日本語及び英語。テーマは“いまを生きる”。中島さんは現在の自分の夢と,コロナ禍だからこそ気づいた家族の絆や暖かさについて日本語で堂々と語りました。
ワンさんは,青森県弘前での留学経験で,消極的だった自分の殻を破ることができたことで積極的に人と対話できる自信がつき,現在の自分があることを英語で語りました。
他の参加者たちも多くの人が英語でスピーチしました。「言語ではなく芸術を通しての国際協調」「コロナ禍のイギリスで受けた差別」「他国と比べて圧倒的に学ばない日本の大学生」「日本と中国を繋ぐ架け橋」等,留学を含めた様々な体験からそれぞれの“いま”を語りました。
スピーチ後の参加者同士での質疑応答も大いに盛り上がり,お互いから刺激をもらえたようです。中島さんからは「英語に対する意識が相当高まった」,ワンさんからは「自分以外の留学体験(異文化体験)を様々な角度から知ることができてよかった」という感想が述べられました。
今回のスピーチ大会は喜界島を研究分野にされている大学の先生から声をかけていただいて参加できたものです。「今度は喜界島の方言でスピーチして,理解できない人のために同時通訳で字幕を流すのも面白いかもね」という助言もいただきました。英語だけがすぐれた言語ではない。自分たちの文化を大切にしてほしいというメッセージです。喜界高校だからこそ経験できるこのような機会を大いに活用して,自分の進路実現に繋げていきましょう。
2021年2月8日
2021年02月08日(月)
年金セミナー
2月5日(金)1限目,年金セミナーが行われました。
講師に奄美大島年金事務所 副所長 嘉納 悟氏をお招きし,3年生を対象に年金についてご説明いただきました。
頂いた資料です。
主な内容として
1.日本の公的年金制度は,老後,事故等で障害を負ったとき,一家の働き手が亡くなったときなどに,国民みんなで支え合うという考え方によって作られた仕組みである。
2.老後の安定した所得を保障する役割がある。
3.公的年金制度は,現役世代の保険料と,税金によって運営されている。
の3点をご説明いただきました。
3年生の皆さんは,2年後国民年金に加入すると思いますが,今回のお話を聞いたことで「なぜ」「何のために」保険料を納めるのか理解できたのではないでしょうか。
お忙しい中お越しくださった嘉納氏に,改めて御礼申し上げます。
2021年1月29日
2021年01月29日(金)
3学年合同LHR
1月29日(金),3学年合同LHRがありました。
3学年主任・生徒指導部より,明日から始まる自宅学習期間の留意点をお話いただいました。
気の緩みが取り返しのつかないような惨事に繋がることがあります。規律・規則を守りながら充実した1か月を過ごしてください。
新しいことに挑戦したり,いつも以上に家族孝行をしたり,「今」だからできることを全力で取り組みましょう。
一方,受験組はこれからが勝負の期間です。最後まであきらめずに学校・家庭での学習に取り組みましょう。
2021年1月22日
2021年01月22日(金)
鹿児島県高校総合文化祭交流フェスタ大島大会
1月22日(金)
本日,web会議ツールを介して「鹿児島県高校総合文化祭交流フェスタ大島大会」がリモート開催されました。
大島群島9校の文化系部活動生が参加し,式典や各専門部別交流会,NHK後夜祭を通して日頃の文化活動の成果の発表をしました。
参加団体の作品・制作動画は交流フェスタ特設webページにて2月20日(土)までご覧になれます。
交流フェスタ特設webページ
◆当日までの準備の様子です!
◆当日の最終回線テストを終え,いよいよ総文祭・NHK後夜祭が開幕!
コロナウイルス感染拡大防止のため,例年のように一堂に会することはできませんでした。
しかし,離れていても,各島からそれぞれの思いを届け,それらを共有することで,大きな感動を得ることができました。
「降りそそげ わんきゃの文化 虹となれ」という大会テーマにもありますように,まさに,虹のように「文化の輪」が繋がった素晴らしい時間となりました。
大会事務局として運営を担当してくださった沖永良部高校のみなさんをはじめ,関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。
2021年1月21日
2021年01月21日(木)
デッサン講習会
県総合文化祭交流フェスタ大島地区大会開催に先駆け,前日1/21(木)に大島地区の美術部員の技術向上及び芸大美大受験対策を目的とした“デッサン講習会”が開かれました。
毎年会場校に全島美術部員一同が集結し開催される本大会ですが,本年度は,新型コロナ感染防止の観点から,初のリモート講習会となりました。
講師に那覇造形美術学院の黄金先生をお招きし,各校の美術室と講師をzoomでつなぎ,制限時間4時間で鉛筆による卓上デッサンを仕上げました。
最初は失敗を恐れ,筆が進まず戸惑う場面もありました。
しかし,丁寧に形を探り出し,黄金先生の“モチーフ同士の空間を意識して”というアドバイスを胸に懸命に描き進めることで,自然と大胆に手が動き出し,遅れを取り戻そうと食らいつきました。完成とまではいきませんでしたが,今後の制作の礎となるモノを観る力を養い集中して取り組むことができました。
互いの島を行き来する機会の少ない本校美術部員6名にとって,例年,他校生との交流を通し,個性的な島々の魅力や文化,自然に直に触れることを楽しみにしていましたが,開催さえも危ぶまれる中,多くの方にご協力いただくことでリモートという形で開催できたことを感謝し嬉しく思っています。
そして,いざ講習会が始まると,鉛筆を走らせる心地よい音が響く緊張感と充実感に満ちた空間をzoomで共有することで,いつしか実質的な距離を超え,変わらぬ熱い気持ちに裏打ちされた絆が得られた大会となりました。
2021年01月21日(木)
令和2年度鹿児島県高校総合文化祭交流フェスタのご案内
令和2年度鹿児島県高校総合文化祭交流フェスタ(大島大会)が1月22日(金)よりWEB開催されます。本校の生徒も多数参加しています。ぜひ,多くの皆さまのご観覧をお願いいたします。
交流フェスタ特設WEBページ
2021年1月15日
2021年01月15日(金)
大学入学共通テストに出発
1月14日(木),毎日登校一番乗りの宮園天馬君がカウントダウンカレンダーをめくります。「共通テストまであと2日」。
4限終了後,普通科3年教室で壮行会が開かれました。
共通テスト組を代表して,牧口 博君が決意の挨拶。「悔いの残らないよう全力を尽くします!」
進路決定組を代表して,平 勇弥斗君が激励の挨拶。「君たちの勉強する姿はかっこよかった!」
受験生として他校の生徒に全く見劣りしないだけの努力はしてきました。学校及び休養村,家庭での学習に誇りを持ちましょう。あとは自分の力を発揮するだけです。
今年度2回も進路講演に来てくださったベネッセ・コーポレーションの田川祐治先生(元・長崎西高校・校長)からも激励のメールが届きました。「お守り」として生徒一人一人に配布しました。田川先生,見ていてください。喜界高生はやりますよ。激励ありがこうございました。
空港には多くの生徒・保護者・先生たちが見送りに駆けつけました。
担任の佐東先生,引率お願いいたします。
主張中の田嶋校長先生からもメッセージが届いています。
「懼(おそ)れず ただ問に立ち向かえ
3つの『間』(時間・空間・仲間)を大切に,
3つの『あ』(慌てず・焦らず・諦めず)に注意し,
そして,
奇跡を信じるな! 自分のやってきた軌跡を信じ,突き進め!」
結果をあれこれ考えず,ただ前を向いて自分の力を発揮してください。君たちは一人ではありません。喜界高校全体が君たちのサポーターです。
2021年1月14日
2021年01月14日(木)
薬物乱用防止教室
1月13日(水)7限目,薬物乱用防止教室が行われ,学校薬剤師の米澤 守光先生にお話いただきました。
薬物の売買方法が多様化・巧妙化しているため,あらゆる所に薬物の罠が張り巡らされており,一度はまると人生が破滅してしまうことが分かったのではないでしょうか。
保健委員長の大喜 弘奈さんは「薬物は色んな所で駄目だと言われているけれど,映像を見て怖いと思いました。好奇心で人生を駄目にしないようにしたいです。」と感想を述べました。
最後に「薬物やめますか? 人間やめますか?」というメッセージがありました。それほど薬物は怖いものです。惑わされず,危険を感じたらきっぱりと断る勇気を持ちましょう。
2021年1月13日
2021年01月13日(水)
奄美群島地域通訳案内士育成事業 スキルアップ研修
1月9日(土),喜界町在住の地域通訳案内士3名のスキルアップ研修に,本校生9名が同行し研修を体験しました。
本研修は,「奄美・琉球」が世界自然遺産に登録された場合に増加が見込まれる外国からの観光客をもてなす通訳案内士の研修です。今回の使用言語は,英語・中国語・日本語です。テキストやパンフレットも頂きました。
訪問地は,百之台国立公園展望所,サトウキビ畑の一本道,スギラビーチ,ガジュマル巨木(手久津久集落),荒木・中里遊歩道の5カ所です。
案内士の方々の中国語や英語による説明に圧倒されます。しかし,それでも講師の先生から厳しい指導・助言が与えられていました。妥協は許されません。
最後に今日一日の感想文を記入して終わりです。
今回の模擬ツアーに参加した目的は2つです。一つめは喜界島を再発見すること。二つめは外国語を通して異文化への視野を広げることです。
感想文の中に,「案内士の方々の説明を通して,島外や外国の人から見れば珍しい『宝』が喜界島にたくさん眠っていることに気づいた」や,「英語だけでなく中国語を聞いたことで,外国語に興味が湧いてきたし,島のことばも外国語学習に役に立つということがわかった」ということが書いてあり,このツアーの意義を感じました。
「加油」「辛苦了」「你好」「謝謝」「再見」。今回教えていただいた5つの言葉。様々なことをどん欲に吸収して,自分をますますバージョンアップさせていきましょう。 このような貴重な機会を与えてくださった奄美群島広域事務組合,研修を担当された(株)チャイナゲートウェイの方々に感謝申し上げます。
2021年1月8日
2021年01月08日(金)
表彰式・3学期始業式
1月8日(金)1限目,表彰式・3学期始業式が行われました。
第22回鹿児島高等学校書道半紙展にて,2名が入選しました。
普通科1年 宮 園 夢 月さん
普通科1年 市 山 杏祐美さん
おめでとうございます。何度も練習したことが結果に繋がるのは,大変素晴らしいことです。ここで満足することなく,日々の練習を積み重ねていきましょう。
校長先生からの式辞では,新型コロナウイルスが感染拡大している状況下において,「孤独を充実させよう」というお話がありました。
SNSの普及で,いつでもどこでも気軽に人と繋がれるようになりましたが,時にはスマートフォンを手放し,自分自身を見つめ直すことも大切です。
池田 昌子 著『14歳からの哲学』『絶望を生きる哲学』の紹介もありました。図書館にもおいてありますので,この機会に是非読んでみてください。
3学期がいよいよ始まりました。今年度の締めとして,次年度への助走として,より一層気を引き締めて過ごしましょう。
2020年12月28日
2020年12月28日(月)
第2回「パック模試」演習
12月26日(土),27日(日)に,今回も休養村をお借りして演習を行いました。慣れ親しんだ学校とは違う環境で問題を解き,本番を想定します。
今回の問題は「駿台文庫」の通称「青パック」です。難関大志望者が多く通う予備校が作成した問題です。比較的難易度は高いと思われます。
開始直前までそれぞれ自習に励みます。
開始と同時に真剣勝負です。「今日が本番だったら...」という気持ちで。
共通テストは「タイム・マネジメント(時間の管理)」が結果を左右します。「速く,正確に」を心がけます。
受験しない科目の時間も無駄にせず自習。
自己採点が済んだらすぐに復習。間違えた問題を何度もやり直し,できるようにしておくことが点数向上のカギ。焦らず地道に。
自己採点結果はすぐにその場で担任の佐東先生がパソコンで集計。点数だけでなく,誤答傾向まで分析します。
1回目と比べてどうでしたか。点数が上がった人,下がった人,どちらもいると思います。しかしこの結果に一喜一憂は禁物。今は冷静に自分の弱点を補強する時期です。
問題を解きっ放しにせず,間違った問題は解答解説をしっかりと読み込み,その問題が自分の体に染みつくまで繰り返し反復演習する。これが何より大切です。
町の施設をお借りできることに,毎度感謝の気持ちで一杯です。あとは愚直に努力を続けるのみです。“Hard work pays off.”
2020年12月24日
2020年12月24日(木)
クラスマッチ(2日目)
12月23日(水),クラスマッチ(2日目)が行われました。
女子がバスケットボールで男子はサッカーです。
どの競技も最後まで大接戦で,大変見応えがありました。
見事優勝したのは,女子バスケットボールが2年,男子サッカーは商業科1年です。
おめでとうございました!!
最後まで諦めない姿勢が印象的でした。これからの学校生活や勉学においても,その姿勢を充分に活かしてくださいね。
本日も,共通テスト受験者はクラスマッチには参加せずに,自習及び演習に励みました。
演習では時間を意識しながら,効率よく正確に解答します。
先生からのアドバイスを活かしながら。
共通テスト受験者の皆さんも,2日間大変おつかれさまでした!明日からも頑張りましょう。
2020年12月14日
2020年12月14日(月)
第1回「パック模試」演習
大学入学共通テスト対策・第1回「パック模試」演習
12月12日(土)・13日(日),喜界町自然休養村管理センターにて普通科3年生17名が,共通テスト対策として「パック模試」演習を行いました。
今回使用するのは「河合塾」のパック問題です。共通テスト本番までに今回を含め3回実施します。2回目は「駿台」,3回目は「ベネッセ」の問題を使用して様々な業者の問題を解き,本番での対応力を高めます。
今回は試験の時間割,時間帯まで試験当日と同じ条件で行い,共通テストの疑似体験も兼ねました。
張り詰めた雰囲気の中,解答に集中します。
高得点を目指して,早く正確に!
受験しない科目の時間は自習に取り組みます。
お昼前にはお母さんの愛情弁当が届きます。家族のサポートに感謝です。
休憩室には担任・佐東先生の差し入れも。
1日目受験できなかった二人は別室で別メニューで受験です。
全日程が終了したら各自で自己採点し終了です。そのまま残って自習を続ける生徒は腹ごしらえをしてからもうひと頑張りです。
結果はどうだったでしょうか。今回の反省を次に活かし,本番で自己最高点を取れるように,各科目一日1点上げるような感覚で地道に愚直に,残りの日々を最後まで頑張りましょう。町の施設を利用させてもらっている感謝の気持ちをいつも忘れずに。
2020年12月10日
2020年12月10日(木)
中高合同発表会・芸術鑑賞会
12月9日(水)の午後,中高合同発表会・芸術鑑賞会が行われました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため,全員のマスク着用,換気,アルコール消毒,一部入場制限等をしながらの開催となりました。
中高合同発表会では,中学生,高校生の代表6組が「喜界島への提言」を行いました。
テーマは以下の通りです。
1.私たちの知らないサンゴの世界(中1)
2.食べたらとまらない喜界島の料理(中1)
3.喜界島の戦時中・戦後(空港)(中1)
4.喜界島の伝統行事(中1)
5.喜界島ブランド計画(高2)
6.喜界島ツアー(高3)
中学生の発表はクイズを使った参加型になっており,聞き手が理解しやすい構成でした。
高校生二組の発表は校内発表会で選考されたものです。喜界島を良くするための提言として,問題を解決するための方策と,それを実現するために必要な費用も考えられており,説得力のある内容でした。校内発表の時よりも更に詳細なデータや考察が加えられており,質の向上がはっきりと感じられました。二組とも期末考査の学習と並行しての準備,ご苦労様でした!素晴らしかったです。会場後方には,今回の合同発表会では発表されなかったグループの発表内容がポスターで掲示されました。こちらも多くの人が興味深く観覧していました。準備ご苦労様でした。
芸術鑑賞会では,「スクラッチ・トリオ」の皆さんによる演奏会が行われました。
ヴァイオリン・チェロ・ピアノの音色に,生徒達は圧倒されていました。
本校生徒会長である吉永 萌音さんは,「喜界島にいるとなかなかプロの演奏を聴く機会がなく,私自身は初めてでした。今日の経験は一生の思い出です。」と感想を述べました。
お忙しい中,喜界島までお越しくださり,ありがとうございました。
2020年12月7日
2020年12月07日(月)
進路講演会
12月4日(金)13:00~14:00,進路講演会が行われました。
竹下 しんいち氏に,Web会議システム「Zoom」を介してお話しいただきました。
・「やる気」は自然に出てくるものではなく,行動を起こすことで初めて出てくるもの。
・仕事に「やりがい」を持っている大人と話すと刺激をもらえる→身近にいる先生に自分の夢をもっと語ってほしい。
・「プロ」とは,本番を迎える準備段階からどんなに面倒なことも100%できる人。挨拶などの礼儀やマナーはもちろん,時間をしっかりと守る人。
・夢を叶えるには,そのために必要な勉強を毎日1時間すること。ただし1日も休んではいけない。
ということを伝えていただきました。
終了後,生徒達は「気づかされることがたくさんあった」「あっという間に過ぎた」と話しており,大変充実した講演会でした。
今日から1日1時間,各自の夢へ向かって行動していきましょう!
2020年11月30日
2020年11月30日(月)
「博物館がやってきたin喜界町」
県立博物館の移動博物館事業「博物館がやってきたin喜界町」が11月26日(木)から11月29日(日)」まで町役場多目的室等で開催されました。本校生徒(希望者24名)がボランティアとして28日(土)・29日(日)の2日間,会場での受付や展示案内,実験・工作の補助などイベントのお手伝いをしました。
期末試験直前にもかかわらず,「利他」の精神を持って自分の時間を地域の人々のために提供したことは素晴らしいことです。貴重な経験になりましたね!おつかれさまでした。
2020年11月27日
2020年11月27日(金)
商業科 進路体験発表会
11月25日(水)7限目,商業科 進路体験発表会が行われました。
商業科3年の代表者6名が,進学・就職試験を通して学んだことなどを後輩達に伝えました。
そのあとに,面接試験のデモンストレーションを行いました。
3年生の皆さん,ありがとうございました。
先輩方の苦労を知ったり面接の厳しさを体感したり,1・2年生は身が引き締まる思いだったのではないでしょうか。次は自分たちの番である自覚を持って,日々を大切に過ごしてください。
2020年11月25日
2020年11月25日(水)
「喜界島への提言」
11月24日(火),「総合的な探究の時間」の校内研究発表会,「喜界島への提言」が行われました。
発表テーマは以下の通りです。
・2年1班 「(仮)喜界島ブランド計画」
・2年2班 「喜界島のVtuberを作ろう」
・2年3班 「MIからMISOまで」
・3年A班 「バガスの有効活用」
・3年B班 「より良い喜界島にするために」
・3年C班 「喜界島の情報発信をしていこう」
・3年D班 「喜界島ツアー」
・3年E班 「喜界島心霊スポット巡り!」
提言を行った後,質疑応答を経て,校長先生から講評とアドバイスをいただきました。
各班個性あふれる発表でした!自分たちの生活する島が抱える問題を調べ,高校生ならではの視点から提言していました。
投票の結果,2年1班と3年D班が,12月9日に行われる中高合同発表会にて,高校代表として発表します。
残り約2週間ですが,頂いた意見を踏まえながら,より良い提言にして欲しいです。